幼稚園のお庭にお花が咲き並び、新たな一年の始まりを知らせてくれる春―四月。元気なお声が幼稚園のあちこちに響き渡り、十七名のお友達とともにすみれぐみがスタートしました。


お家の方とドキドキわくわくしながらやってきた幼稚園。入園式では、笑顔でお過ごしできたお友達もいれば、不安で泣いてしまうお友達もいましたね。けれどもみんなで勇気を出して新たな一歩を踏み出しました。入園したての頃のお友達は、ピンクのバッチをつけてもう嬉しさルンルン♪その上、初めてみる遊具に目をキラキラと輝かせながら一人遊びを楽しんでいました。




五月になると、幼稚園に少しずつ慣れ、自分の世界から少しずつ視野が広がり、「お友達」という存在に気づき、お話をしたり一緒に遊ぶようになっていきました。そして次第に「お友達と一緒にいて楽しい」と感じられるようになりました。この頃になると「○○ちゃん一緒に遊ぼう!」とお友達同士お名前を呼び合って遊ぶようになりました。
 また、二人から三人、四人とグループになって一緒に遊ぶようにもなりました。けれども、お友達と一緒に遊ぶことは楽しい反面、自分の思いが通らなくて我慢しなくてはいけないこともあることもわかってきたすみれぐみさんでした。お友達と関わるからこそ出会う集団生活のルールをたくさん吸収しながら、日々お心もお体も成長しているすみれぐみのお友達です。
 五月からスタートしたスイミング。お水や大きなプールが怖くて、毎年すみれぐみさんの初めてのスイミングは涙ちゃんが何人かいるのですが、今年のすみれぐみさんはというと、水着に着替えると「きゃ〜」と大騒ぎ!予想外の賑やかな光景が。もちろんプールでも笑顔いっぱいでした。スイミングは、泳ぐというより、お水と仲良しになりながら楽しく取り組んでいます。

 六月になるとプールに潜ることができるお友達が何人か見受けられるようになりました。そんなお友達に刺激をうけてか「負けてたまるもんか!」といわんばかりに「僕も〜私も〜」と潜れるお友達が増えてきました。そして六月最後のスイミングでは、みんなで潜ることに挑戦!すると全員が先生と一緒に潜ることができたのです!その上、誰一人として泣いていないのには先生もビックリ!こうやってお友達と刺激し合いながら、新しいことをたくさん吸収しているすみれぐみさんであります。
 六月には、嬉しい出来事がありました。すみれぐみに新しいお友達が二人やってきたのです。二人の新しいお友達が増え、さらにパワーアップのすみれぐみのお友達です。新しいお友達との出会いに感謝です。大いに遊んで新しいことにもたくさん挑戦して、たくさん失敗していろんなことを吸収していってほしいと思います。

 ニ学期に入るとすぐに運動会がありますよ!みんなの元気パワーで頑張りましょうね。