99「扇台スクールフォーラム21」を終えての報告  金沢市立扇台小学校
 
 「扇台スク−ルフォ−ラム21」を終えて
 1999年9月13日、「学校に期待すること、私たちに出来ること」をテ−マに扇台公民館で「扇台スク−ルフォ−ラム21」を開催しました。公民館、児童館の館長さんをはじめ育成、少連、防犯、交通推進隊、町会など地区の代表の方々を交え保護者、教職員を含め70名が3分科会にわかれ、子どもたちの未来のために扇台小学校がどうあったらよいのか熱心に語り合われました。この会で学校がめざしていることを地域の方々に知ってもらうよい機会であったばかりでなく、地域の中で子どもが育てられている様子やそのご苦労が職員や保護者の方に伝わったこともとても意義があったことでした。また、家庭・地域・学校の三者が手を携えることの重要性を再確認し合ったことで、扇台小学校が家庭・地域に開かれた学校に一歩近づくことができたのではないかと思ってます。
 日頃扇台小学校の教育活動を温かく見守って下さっていらっしゃる地域の方々、保護者の方々、今後ともご協力ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
尚、この報告が地域・学校・家庭のコミュニケ−ションをつなぐ一つとなれば幸いです。(校長 長島 莞一)

「本年度、扇台小学校が力を入れて取り組んでいること」
 1つ目は[一人一人の違いを認め支え合う人間関係の育成]です。人とのふれあいを大切にすることで豊かな心が育つと考え、朝の出会いの見直しと、ふれあいの時間の確保を行いました。又、「あいさつ」と「聞く、話す」のコミいとュニケ−ションを重視しています。 2つ目は[児童の学ぶ意欲に応える体験や一人一人に応じた活動]の重視です。地域の人、物、自然とのかかわりを大切にした体験や活動を取り入れた総合的学習や一人一人の興味関心に応えるPタイムの取り組みを行なっています。また、複数の指導者によるT・Tの学習もあります。
 3つ目は[家庭と地域とのふれあい]の重視です。保護者や地域の方と「学び」を共有するために、ゲストティチャ−との学習や保護者の「授業参加」そして一日自由参観に取り組んでいます。

<低学年分科会のようす>
 おもに子ども達の遊びということが話題になりました。金沢で一番広いホールを持つ児童会館へは毎日多くの子ども達が遊びに行っているそうです。しかし、昔のガキ大将のような存在がいなかったり、地域において遊びを自ら見つけて遊ぶのがあまり上手でない子も多いようです。そこで学校の取り組みとして30分のふれあいタイムを設け、多くの友達と接することができるよう時間的な保障をしたり、異学年のふれあいの時間を持てるよう仲良し活動の時間を設けたりしていることの説明をしました。こうした取り組みの中で遊べる子にしていきたいというのが家庭、学校共通の願いです。
最後に総合的な学習をするにあたって、公民館のシルバー学級の方々にも参加していただけるような活動を今後も取り入れていきたいことをお伝えしました。

<中学年分科会のようす>
 総合学習について、 今、扇台小学校で実際取り組んでいることをビデオを見ながら報告しました。その後で、頭だけの理解だけではなく、これからは、作業を通して体で体験し体で覚えることが、大切なのではないかという意見が出されました。
 今の子ども達は、情報化社会の中で育っていて、昔の子どもと違ってきていて、ひとりひとりの心を大切にして、保護者、地域、学校、全員が一体になって、子ども達を見ていかなければならない。その方法のひとつとして、あいさつを通しての声かけができるのではないか。あいさつ、声かけからコミニュケーションを広げ、つながりを深め地域全体で、子ども達を育てていこうということが話の中心となりました。
 会の持ち方として、今回のように3つに分かれて少数の話し合いの方が話やすかったが、テーマが事前にあったら前もって教えてほしいという意見もありました。
 その他、ゲストテイチャーを経験した方から、子ども達の生き生きとした姿が見られ嬉しかったので皆さんもやってみませんかという話もありました。


<高学年分科会のようす>
 最近はあいさつができない子どもが多い。また、保護者の方が「学校は地域の玄関である。」という素敵な言葉を教えてくださった。「しつけの根本は、家庭ではないか。」というお話もでました。しかし本当に取り組んでいこうと思うのならば、「家庭・学校・地域」が本気で話し合ってしなければならない。
まずは、私たち大人自身がいろんな壁を取り去って話し合うことが、次の一歩につながるのではないかという意見が出されました。

<参加者の感想>
・扇台スクールフォーラムこれからも続けて欲しいです。子どもを育てることについて同じ考えだったので安心しました。もう少し時間がればよかった。
・先生方、学校だけの話ではなく地域の方のお話は興味深く聞くことができました。先生、父兄だけでなく「広げようトライアングルの輪」を実感しました。
・高学年では今やっている地域のふれあいについてもっともっと言いたいことや聞きたいことがあったので、ぜひとも2回目を開いて欲しいと思います。
・今回は地域の方も一緒でテーマが少し漠然としていて発言する事が難しかったです。先生からもう少し子ども達の様子を聞きたかったです。これからのフォーラムが充実してくることを期待します。
・校長先生をはじめ、たくさんの先生そして地域の方々PTAの方、夜にも関わらず集まってどんな話がでるか楽しみにしてきました。中学年の会に出たのですが、テーマが大きすぎたのとやはりP.T.Aと地域の方とは子どもを思う気持ちは同じでも具体的な話になると違うかなと思いました。

*この報告は校区に配った物をhtmlにしたものです。