2011年度 No.6
2011年7月11日発行

最後はおじいさんと握手したり、オニさんにギュッと抱きしめてもらったりしてお別れしました。
「明日も一緒に・・」ということで、明日まで預かるとこぶをとられてしまいました。
歌や踊りが大好きな陽気なおじいさん。顔には大きなこぶがあります。ある日、タヌキさんやサルさんと一緒に山にでかけます。
2つめのお話は、こぶとりじいさんです。

さて、オオカミさんの前をなんとか通った動物さんたち。最後はオオカミさんに最初の言葉だけ教えます。姿が消えてしまったオオカミさん。でも元に戻る言葉は教えなかったので、オオカミさんは透明のまま・・・。

山に遊びにいきたいけれど、オオカミがこわいウサギさん、ブタさん、タヌキさん。フクロウさんから「日天さん月天さん(にってんさんがってんさん)」という言葉を教えてもらいます。それを大きな声で言うと体が消えてしまうのです。でも間違って「月天さん日天さん」というと体が逆さまになり、「日天さん日天さん」といったら、半分しか消えなかったりします。「おとぎ峠に星が出た」というと元に戻ります。

今日のお話は「日天さん月天さん」と「こぶとりじいさん」の2つです。
ちょっぴり不思議でちょっぴりコワイ、だけど楽しい昔話の世界。
じっくり味わうことができて、よかったですね。
オオカミやオニが出るとちょっと怖くて泣き出しちゃった子もいましたが・・・。昔々のお話を楽しんだ、子供達。

「むかしむかしの ふしぎなお話」
日天さん月天さん・こぶとりじいさん

2006年度スタート
踊りが楽しくないので、オニを怒らせてしまい、ほうびの代わりに昨日のおじいさんのこぶをもらって帰ることになりました。
その話を聞いたお隣のおじいさん。自分が代わりに小判をもらおうとでかけますが・・・。
ビックリして逃げだそうとするおじいさん。けれどもおじいさんの歌や踊りが気に入ったオニたちは一緒に踊って歌って、最後にはごほうびの小判をくれたのです。
ころが突然のカミナリ。動物たちはあわてて逃げ帰ってしまいます。

日天さんは太陽、月天さんは月のことです。

7月7日、年に一度のたなばたの日に、年に一度の劇団しらかばの皆さんをお迎えしての観劇会がありました。