七尾幼稚園ニュース
2002.3.23

晴れのち雷・あられ、そして涙の卒業式


 

3月23日、七尾幼稚園の卒業式がありました。
正式には「七尾幼稚園第86回卒業証書授与式」。
能登半島で現存する幼児教育機関では一番長い伝統のある七尾幼稚園。

 今回卒業する18名は、第86回卒業生となります。



 卒業証書の授与式は、礼拝堂で行いました。
釜土先生も牧師さんの姿です。 

 

全員が卒業証書を受け取った後、
園長先生がお話をしました。

 「これからも神様がいつもいっしょにいたくださいます。」、
そんなお話をしたところで、お外から
“ゴロゴロ・・・”、とカミナリの音。
 それはまるで、「そうなんだよ、これからも見守っているよ」って、
神様がお話しているかのようでしたよ。


 場所をホールに移しての「おいわいの会」。

 Bぐみさんのお祝いの合奏やCぐみDぐみさんのお歌の後、
Aぐみさんの合奏です。




同じお友達と何度も何度もしてきた合奏もこれが最後。
音を合わせようとする姿に、
「心をあわせよう」という気持ちが強く現れていました。




「母の会」の方々が用意してくださった花を
Bぐみさんから受け取った後、Aぐみさんみんなで歌った
「みんな みんな ありがとう」のお歌。

“だいすきなともだち ほんとうに
 ありがとう 離れていっても
 ずっとともだちさ”

“こんなにたくましく大きくなれたのは
 たくさんの人たちの愛をうけたから”

 そんなお言葉の一つ 一つに思いがこもり、
涙ぐむ女の子の姿もありました。


お家の方も一緒に記念撮影。
手に持っているのが「卒業証書」です。



 在園児・先生、みんなに見送られて幼稚園をさようなら・・という時に
雨がザーッ。



 思えばこの一年間、雨にとっても縁があったこのAぐみさん。
 最後もやっぱり雨だったのでした。
 でも担任の折田先生の目に光っていたのは・・・。





「愛されていることを知り、
   愛する者となるために」


卒業生のみなさん、どうかこれからも周りの人からの愛をたっぷり受けながら、
人々を愛することのできる者として成長していってくださいね。





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