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七尾幼稚園ニュース
2001.11.13.発行

ちょっと変わったおみせやさんごっこ


11月13日の自由遊びのお時間にはじまったのは、
 「蘭子先生のお店」。

七尾幼稚園では毎年恒例となっているこのお遊び。
 今年はいつ始めるの?と言われながら、タイミングを考えていた蘭子先生。
「ばいとぼしゅうちゅう」の張り紙でやってきた
バイトのお姉さんも雇ってスタートしました。


 ぬりえが買えるお店です。
難しいのでよく考えてくださいよ…
えっと、まずお金をどうやって手に入れるかが問題です。

@子供達は、まだ切っていないお金が入っているかごからお金をもらいます。
(一人一回に5枚もらえます。ただし、100円ばっかりとるお友達がいるので、
目をつぶって持っていくことになっています。)


A子供達は、ホールの机でお金を丸く
切ってきます。
  丸く切ったらお金として使えます。

Bお金をもってくると、その日の値段でぬりえが買えます。
(1日目は100円。2日目は20円でした。)

  ここまではぬりえやさんのお店やさん。

ところが中にはこんな楽しみ方をする お友達もいます。



「両替して!」
   10円が10枚で100円
100円が10枚で1000円
  少しずつお金を貯めていきます。

   誰が一番ためられるかというお遊びになっています。
今は主にAぐみの男の子達が一生懸命お金をためています。
使うより、貯める・・・
子供達の世界も「不況」の影響?のわけはないですよね。


女の子の方は、バイトをするのが大好きです。
50円玉を持ってお買い物にきたお客さんに、
20円のぬりえを売ったら、おつりはいくら?

ちなみにバイトは時給500円です。



貯めるにしても、バイトするにしても、
 ぬりえを買いにくるにしても「かず」の事が わからないと、
先へはすすめません。
 
Cぐみさんにとっては、まーるく切ってくるだけでもなかなか大変。
そうそう、お財布として、袋を持っていますが、
そこには自分の名前を書かなくてはいけません。
「名前を書く」、ひとつのきっかけです。

いろんな要素を含んでいる「お店ごっこ」。
どんなふうにすすんでいくのかは、子供達次第です。説明・・・わかりました?

毎年していくうちに変化していったこの遊び方。
去年はこんなふうにした・・・という子供達のイメージがあるので、
蘭子先生自身もなんかヘンだよなあと思っている部分もあるのですが・・・。
とりあえず、毎日せっせと“お金”を準備しております。


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