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Dぐみのお部屋から

担任 鳥越 澄江


♪どんぐりころころどんぶりこ〜♪と口ずさむDぐみさん。十月はうんどうかいから始まり、そして少しずつ秋の気配を感じさせました。
 十月五日は楽しみにしていたうんどうかいでした。かけっこ、ダンス、玉入れ、大玉ころがし…と、お友だちやお家の方と一緒にたくさんの笑顔が見られました。もちろんパンくい競争も「メロンパンだった!」などととっても嬉しそうでしたね。AぐみさんのパラバルーンではDぐみさんも「すごいね〜」と憧れのまなざし。最後に園長先生よりもらったメダルは本当に嬉しそうでした。格別にピカピカと光り輝いて見えていたことでしょう。
 たくさん楽しんだうんどうかいごっこはうんどうかい後もまだまだ続きました。自由遊びの時間にも「せんせい、笛かしてください!」と園庭、ホールに笛の音も鳴り響いていましたね。「いちについて、よーい…どん!」と声をかけあってかけっこをお友だちと一緒に楽しむ姿もたくさん見られたDぐみさんでした。

 そんな様子を幼稚園の駐車場から秋の実りを匂わせながら見ていたどんぐりの木。ホールの時間にリスさんからどんぐりが実ったとお話がありみんなでさっそく拾いにいきました。“どこかな〜”とそんな様子で木の上を見たり、木の根元を見てみるDぐみさん。どんぐりを見つけると「あった!!」ととっても嬉しそうでした。小さなどんぐりでもDぐみさんにとってはとっても大きな喜び。とっても大事そうに袋に入れて「ママに見せる!」と張り切っていたのでした。
 土の中から出てきた秋の実りは“おいも”バスに乗っておいもほりへ行ってきました。ホールの時間のお話などを聞いているので、Dぐみさんもおいもはどこに実っているの?に「土の中!」。でも実際においも畑に行って土の中からおいもがお顔を出すとDぐみさんは驚きのお顔に。そして不思議そうに見つめていたりでした。土の中からおいもが登場するとそれは不思議で驚きでそしてとっても楽しかったようでしたね。次々と夢中になっておいもほりのDぐみさんでした。いつの間にかお顔もお洋服も土がたくさん。自然の中でたくさん触れて感じることができた様子でした。帰りのバスの中では「お〜き〜いのあった!」とお友だちと一緒にお話しするその表情もキラキラしていましたね。そして翌日にはお庭でやきいも大会をしました。「おいしい!」「おかわり!」と嬉しそうな笑顔のDぐみさんでした。
 
 そんな嬉しい秋の実りを神様に感謝する収穫感謝礼拝がありました。お家から持ってきたお野菜や果物を大事そうに持って礼拝堂へ。園長先生のお話を聞きましたね。Dぐみさんもすべては神様からのプレゼントであるということを少しでも感じることができましたね。礼拝後は持ち寄ったお野菜や果物を見てみました。知っているお野菜のお名前、知らなかったお野菜のお名前、お友だちと一緒に見て触れて感じたのでした。
 
翌日にはおもつちき大会がありました。もち米が段々とおもちになる不思議を目の前にしたDぐみさん。蒸しあがったもち米、“おこわ”を見て「ごはんみた〜い!」でしたね。そしてたくさんのお野菜が入っためった汁とおもちをおいしくいただきました。「おかわりした!」「おいしかった!」とたくさん味わって感じることができました。

 お話を聞いて、実際に見て触れて、匂ってみたり味わったりとたくさん感じながら過ごした秋でした。これからまた移り変わっていく季節もお友だちと一緒に驚きや感動を共有しながらたくさんのことを経験して楽しく過ごしていきましょうね。  
 
(2013年11月26日 七尾幼稚園 Dぐみのお部屋から)

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