暑かった夏が過ぎ、秋の訪れを肌で感じるようになってきました。夏の園庭には、水着に着替えて水の感触を楽しむDぐみさんの笑顔がたくさんでした。プールの中に入ると気持ちよさのあまりずっとプールの中で水を自分でかけたり、シャワーの水だって平気です。自分から近づいて「キャー!」だったりでした。そして「きょうのおとうばんさんです!がんばります!」とDぐみさんのお部屋からも声が響き二学期がスタートしました。夏期特別保育の間にABCぐみさんがおとうばんさんのお仕事をしてくれていたのを見ていたDぐみさん。Dぐみさんもお部屋の中で“おとうばんさんごっこ”として楽しみました。憧れの“おとうばんバッチ”を手につけてとっても張り切って嬉しそうでしたね。 お部屋では最初に『敬老の日』に向けてプレゼント作りのご相談をしました。「ママちがうよ!おじいちゃんと、おばあちゃんにあげるよ!」「いつもありがとうって言う!」とご相談していく中で毎日聞こえてきましたね。「いつもってかえるの?きょう?」とお渡しすることもとっても楽しにしていたDぐみさんでした。おじいちゃん、おばあちゃんに喜んでもらえるように“プレゼントする”という期待感をふくらませて嬉しそうに作るDぐみさんに一学期とまた少し成長した姿を感じたのでした。 秋の遠足では大型バスに乗って動物園に行ってきました。両手を広げて「おおきーいの!」とバスの大きさにも感激だったようでしたね。「キリンさんいたね」「トラさんも」「ウサギさんかわいかったね」などなどたくさんお話をしてくれました。お友だち同士でもお話がふくらんで楽しんでいた様子でしたね。 さて、少しずつ『うんどうかいごっこ』が始まりました。まずは“いちについて…よーい、どん!”の合図での『かけっこ』です。よーい…のポーズで気合十分のDぐみさんですね。一気に走り抜けて誰よりも早く走ったお気持ちのそれぞれの笑顔が素敵なのでした。“ピッピ、ピッピ”と笛に合わせて歩いてみます。並んで歩く、笛に合わせてということは難しかったり…です。でもABぐみさんの姿をまねてDぐみさんも“一緒に”ですね。何気ないときにも「ピッピ!ピッピ!」と言いながら足軽に歩いていたりする姿から一緒に楽しんでいることが感じられるのでした。また、Cぐみさんとはダンスのご相談もしています。おはじまりなどもにお歌が流れるとさっそくダンスタイムの始まりです。お歌も口ずさみながら楽しんでいますね。 『うんどうかいごっこ』を楽しんでいるDぐみさん。赤白帽子をかぶる、自分で靴を履きかえる、ということもDぐみさんにとっても大事なうんどうかいごっこです。身の回りのことが一つ一つ自分でできること。そのできたことをたくさん一緒に喜んで感じたいと思います。またお友だちが困っていると「せんせい!」と教えてくれたり「こうだよ!」と優しく教えてくれる姿もありますね。そんなふうに、うんどうかいごっこを通してお友だちをより意識して“一緒に”という気持ちを大切にし、そしてお友だちと一緒だと“もっと楽しい”、という気持ちをたくさんふくらませていきたいと思います。“お友だちと一緒に”これから運動会ごっこを思いっきり楽しんでいきましょうね。 |