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Bぐみのお部屋から

担任 坂井 菜見子

やわらかな春の日差しをうけて、ひとつ大きくなった喜びを感じながら元気いっぱいお過ごしした四月。始業式の日は、Bぐみさんになれた嬉しいお気持ちがみんなの自信満々のお顔からも感じられました。階段を上って、お二階のお部屋にかわるBぐみさん。お支度をするときも、「おかばん置いてくるね!」と言って、お部屋へ向かうみんなの足取りは軽く、嬉しいニコニコのお顔でしたね。ピカピカの黄色バッチもお胸につけて、ひとつお兄さんお姉さんになった喜びでいっぱいの始業式でした。入園式の日には、お名前を呼ばれるとみんな元気いっぱい「はい!」とお返事することができました。その頼もしい姿が、さすがBぐみさん!とってもかっこよかったです!

 そうして始まった新学期。新しいお部屋で、新しい座席を決めたり、お当番グループのお名前を話し合って決めたりしました。お当番のお仕事も張り切って、がんばっているBぐみさん。お友だちと「お当番だよ!」「行かなくちゃ!」と声をかけあいながら、お弁当の時間にお茶やコップを運んだり、お帰りの時間にはお知らせばさみをみんなに届けたりしています。少し重たいお茶のポットは、お友だちと協力して、運びます。「重たいけどがんばろう!」「もうちょっとだよ。」二人で励まし合いながら、階段をのぼる声が聞こえることもありました。ホールの時間の前、並ぶお場所もお二階に。Aぐみさんと一緒に並んで待っている間も、「ピッ!」とお背中をのばして、かっこいい姿を見て!と張り切っているBぐみさん。みんな一人ひとり、大きくなった喜びを感じて、お過ごししてきた四月でした!
 そんなBぐみさんがスタートして、すぐに『イースターのたまごさがし』がありました。「こっちのおててに一個、こっちのおててに一個。合わせてニコー!」のお話をしっかり聞いて、わくわくでお庭にでたBぐみさん。「よーいドン!」でスタートすると、勢いよく走りだし、すぐにたまご二個見つけていたお友だちや、色んな色があったので、お気に入りの色のたまごを探そうと、最後まで歩きまわっていたお友だちもいたり、たまごのとり方にもみんなの個性がでていた、『イースターのたまごさがし』でした!

 四月は、子どもの日にむけて「こいのぼり」の製作もしました。まずはこいのぼりの体をはさみで切って、しっぽを作ります。自分で折って、線をつけ、そこをハサミで切る…簡単なようでちょっと難しい製作でしたが、一生懸命がんばっていたBぐみさん。上手にできると「できたよ!」と嬉しいにっこり笑顔になっていました。うろこの部分は、スタンプを押して作りました。スタンプを見て「やったー!」「やりたい!」と目を輝かせていたBぐみさん。梱包用のプチプチと、ペットボトルのキャップを使ってしたスタンプ、嬉しくてたくさん!押しました。完成すると、ホールにでてたくさん泳がせてあげました。みんなもそんなこいのぼりみたいに、のびのびすくすく育っていってね。
 五月になると、母の日に向けて、大好きなお母さんへのプレゼント作りもしました。エプロン型の小物入れです。「いつもお料理してくれてありがとうって言う!」「僕のお母さん電車好きなんだよ」と、みんなが大好きなお母さんのことを考えて、お話しながら作り、『お母さんありがとう』のお気持ちがたくさんこもったプレゼントになりましたね。
 十五人のお友だちでスタートした、新Bぐみさん!これから一年間、お友達みんなで仲良く元気いっぱい、いろいろな事に挑戦して、楽しもうね。Bぐみさん、一年間どうぞよろしくお願い致します!
 
(2013年5月27日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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