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Bぐみのお部屋から

担任 澤田 愛子


 3月に入り、少しずつ寒さもやわらぎ、春の訪れが感じられるようになってきました。お庭に出て、サッカーや鉄棒、お砂遊びを楽しんでいるBぐみさんです。お庭での遊びを終え、お部屋に入ってくると、そのお顔には汗がキラリ。Bぐみさんは毎日元気いっぱいです。

 3月2日にあったおひなさまの会では、みんなのいきいきした姿を見ることができました。お心を一つに頑張った『カレンダーマーチ』の合奏。1月から12月までの一年間のお歌、とっても大きなお声で歌うことができました。また「先生を見なくてもちゃんと覚えて、合奏できるよ!」と、胸を張っていた合奏も、みんなの言う通り!元気いっぱい、素敵な音色を聞かせてくれました。一人ひとりのお顔が自信に満ち、大きな成長を感じたのでした。そして『ブレーメンの音楽隊』のオペレッタ。みんな大張り切りでしたね。たくさんのお家の方やお友だちが見ている前で、堂々と演じることができました。自分がステージの上に立つ番ではないときには、ステージの横でお友だちを見守り、ダンスのお歌を大きなお声で歌って応援していたみんな。心を一つに…という気持ち、みんなと一緒だからこそ楽しいというお気持ちがその姿から伝わり、先生はとても嬉しく、感動しました。大成功のおひなさまの会でしたね。
 
 おひなさまの会が終わってからも、合奏やオペレッタを引き続き楽しみました。オペレッタでは役を変えて、演じました。他の役になっても自分の役のように、ダンスも台詞もバッチリ。さすがBぐみさん。みんなで楽しんできた証だなと感じました。また、他のクラスのオペレッタにも挑戦しました。CDぐみさんがBぐみさんのオペレッタをすることになった時には、小さいお友だちの手をひいて、台詞やダンスを教えてあげる姿があり、すっかりお兄さんとお姉さんの表情になっていました。そして、みんなの方から、「Aぐみさんのオペレッタがしたい!」と、リクエストがあり、Aぐみさんのオペレッタをすることになりました。衣装を着てみると、にっこり笑顔♪「やったー!」と大喜びでした。ダンスも自然と覚えていて、上手に踊っていましたね。


 Aぐみさんがお部屋で共同製作のご相談をしていました。いつもその姿をそうっとのぞいていたBぐみさん。「Aぐみさん何か大きなもの作ってたよ!」「何つくっとるんかな?」と、ワクワクお話していました。Aぐみさんの共同製作『Aぐみわくわくランド』がいよいよ完成し、AぐみさんがBぐみさんをご招待してくれることになりました。Aぐみさんの遊園地を存分に楽しませてもらったみんな。「どれが一番楽しかった?」と聞くと、「全部-!!」と即答でしたね。


 そんな大好きなAぐみさんももうすぐ卒業です。Aぐみさんに、感謝のお心、大好きな思い、
応援の気持ちを込めて、プレゼントを作ることになりました。みんなでご相談して、「じかんわり」を作ることになりました。「Aぐみさんには絶対内緒にしなきゃね!」「Aぐみさん喜んでくれるかな?」「お気持ち込めて作ろう!」というお声が聞かれました。Aぐみさんの卒業をお祝いしようとみんなで『春のかぜ』のお歌で合奏のご相談をしています。Bぐみさんでする最後の合奏です。Aぐみさんへの思いを胸に毎日頑張っています。卒業式の日も素敵な合奏、聞かせてくださいね。


 みんなの大きな成長を感じてきた、この一年。泣いたり、笑ったり、いろんな発見があったり、毎日本当に楽しかったですね。そして4月からはいよいよ一番大きなAぐみさん。Aぐみさんになることに憧れと喜びを感じ、準備はバッチリですね。みんなの活躍を期待し、応援しています。一年間、どうもありがとうございました。
 
(2013年3月22日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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