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Bぐみのお部屋から

担任 澤田 愛子

新しい年、二〇一三年を迎え、「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」のご挨拶で元気いっぱいにスタートしたBぐみさんの3学期。冬休みのお話、お正月の出来事を楽しくお話してくれたBぐみさんでした。

 今年はへび年ということで、みんなでヘビさんを作ろうということになりました。黄色、赤色、水色の3色の紙テープを三つ編みのように折って作っていく、なかなか難しい製作でした。最初は「うーん難しいね…」というお声もありましたが、徐々にコツをつかんでいくことができ、最後の方になってくると、なんだか得意気なお顔で、楽しく作っていたみんなでした。出来上がったヘビをくねくねさせて、お友だち同士で「こんにちは!」「やぁ!どこへいくんだい?」と、楽しそうにお話したり、散歩させていました。出来上がったヘビさんに大満足のBぐみさんでした。また、お部屋ではお正月遊びも存分に楽しみました。まずは、自分たちですごろくの内容を考えて作った、ヘビさんすごろくをしました。3学期になって席替えをした新しいグループのお友だちとグループ対抗の対決をしたのでした。新しいグループのお友だちと力を合わせて、大盛り上がりのすごろく大会になりましたね。また、羽根つきも楽しみました。最初は羽子板で羽根を打つことも難しかったですね。でもみんなや先生と一緒にしていくうちに、どんどん上達していきました。自由遊びの時間にも「羽根つきしよう!」と自然とお友だちと誘い合って、楽しんでいましたね。そして、毎日が真剣勝負だったカルタ大会。耳をすませて読み手の声に集中するみんな。「はい!」とカルタを勢いよく取るお声がお部屋に響いていました。「手はおひざ」「最後の一枚は、頭!」というルールも生まれたのでした。日々、カルタをとるズピードが早くなり、それぞれ取れる枚数も増えていきました。また、カルタを通して、字を読むこと、書くことに興味を深めていったBぐみさんでした。
 そして、一月に挑戦した大縄。最初は、ニョロニョロヘビさんの縄を跳んだり、ユラユラ大波をとぶことからはじめました。大縄が大好きになっていったみんな。次第に回る縄もとべるようになっていき、とてもイキイキした姿を見せてくれました。
 また、一月の終わりには一日進級体験がありましたね。一つ大きなAぐみさんのお部屋で一日を過ごすことを首を長くして待っていたBぐみさん。とても張り切っていました。当日、Aぐみさんのお部屋では、セロハンを使ったメガネを作って楽しんだそうで、Bぐみさんのお部屋に戻ってきたときには、ニコニコ笑顔で、メガネを見せてくれたみんなでした。Aぐみさんになることに期待をふくらませ、自信につながった一日だったのではないでしょうか。

 二月に入り、たくさんのご相談を楽しんでいます。まずはリズム遊びや楽器遊び。最初は手や肩、足などをリズムに合わせてたたいてみました。そして、楽器遊びでは色々な楽器にふれ、「次はこの楽器にしてみよう♪」とワクワクの様子で楽しんでいましたね。3月2日にあるおひなさまの会では、合奏をします。その合奏のお歌はみんなの方からリクエストがあった、『カレンダーマーチ』のお歌に決まり、お歌に合わせて合奏を楽しんでいます。また、オペレッタのご相談も始まりました。このオペレッタもみんなで話し合って『ブレーメンの音楽隊』の物語を演じることになりました。「いろんな動物さんが出てくるところが好き!」「どろぼうさんを驚かすところがおもしろい!」など、それぞれがお話の中に面白さを感じ、ダンスやお歌を歌うこと、演じることを楽しむ毎日です。おひなさまの会でのみんなの活躍が今からとても楽しみです。みんなでお心とお力を合わせて元気に頑張りましょうね。 
(2013年2月22日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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