Ｄぐみのお部屋から
担任 鳥越 澄江| 梅雨の季節になりました。毎日シールを貼る６月のおはようぶっくのページは雨が降っている絵のところ。「雨ざーざのところだよ」とＤぐみさん。そして雨の降る日にはＤぐみさんも窓の外を見て「雨ざーざ」と言っては少し梅雨の季節を感じている今日この頃です。 ワクワクしながらバスでのおでかけは、いちご畑にでかけました。山の道をどんどん登っていくと木の陰でバスの中が暗くなったり明るくなったり。「夜になりました〜！おやすみなさ〜い！」「朝になりました〜！」とそれだけでもとっても楽しいＤぐみさん。バスの中はＤぐみさんならではの世界が広がって気分は更にワクワクなようでした。そしてしっかりいちごも味わってのＤぐみさんでした。 たくさんお庭探検をしましたね。お庭にも「あ！いちご！」「ここにもー！」と発見しましたね。いちごを見ながら「これすっぱーいね」「これあまいよ！」と嬉しそうにＤぐみさん。幼稚園のプランターのいちごも一つずつ収穫してみました。お弁当の時間には、少しずつみんなで分け合って食べてみましたね。「おいしい」とニコニコのＤぐみさん。お友だちと一緒に分け合って食べるいちごはきっと格別においしかったことでしょうね。そして大好きないちごを大好きなお父さんにもプレゼントすることにご相談は決まった父の日プレゼント作り。「いちごあげる！」と嬉しそうでしたね。♪パパ♪パパ♪とお歌を口ずさみながらお心込めて作ったＤぐみさんでした。 玄関のカエルやカタツムリにも興味津々のＤぐみさん。カタツムリと触れ合って一緒に遊んでみましたね。つん！と触ってみるとカタツムリの目がなくなり、でもすぐに出てきてととっても不思議でしたね。虫かごを登っていく様子も、殻に体をうずめてしっかりくっついている様子もじっくり見ていたＤぐみさんでした。そしてカタツムリを作って遊びましたね。色々な色を使ったり、一色だけを貼ったり、甲羅の渦に合わせて貼ったりとそれぞれに違う素敵なカタツムリになりました。作ったカタツムリと一緒にまた玄関のカタツムリに会いに行ったりと楽しかったですね。 お花を手に嬉しそうに登園した、「花の日礼拝」では、いつもとは違う礼拝堂での礼拝でしたね。大きな長いイスに座って園長先生のお話を聞きました。いつもと違う様子に何だか不思議に思いながらもお返事はかっこよかったですね。いろいろなお花も見ることができました。歯科検診や内科検診も体験したＤぐみさん。お部屋の時間にはお医者さんごっこを楽しみ、お友だちを聴診器で診察したりしてもらったりしてみましたね。お口の中も見てみました。そしていよいよ内科検診を受ける時にも胸、背中の音を聴いてもらった後にはお医者さんに言われる前に、見事に自分からすすんでお口をあーんのＤぐみさんでした。とっても上手でびっくりしましたよ。 来月は七夕があり、幼稚園でもたなばたさまの会があります。広い世界に目を向けながらお部屋の時間にはお友だちと一緒に楽しく七夕飾りを作るご相談をしています。たなばたさまの会もどんなお姿を見せてくれるでしょうか。今からとっても楽しみですね。 四月、幼稚園のお庭の桜の木は満開の花を咲かせました。そして五月。ピンクのきれいな桜の花からすっかり青々とした青葉に移り変わりましたね。Ｄぐみのお部屋からはプランターにきれいに咲いたチューリップのお花もよく見えましたね。♪さいた〜さいた〜♪と口ずさむ子どもたち。お天気の良い日にはお庭へ。チューリップや近くにいた虫を間近で見て楽しみました。 新しい友だちも増えて迎えた入園式。入園式は大好きなお家の人も一緒でワクワクドキドキでしたね。そして新学期が始まり、新しくＤぐみさんの生活が始まりました。幼稚園には大好きなお家の人はいませんね。お友だちや先生と一緒に過ごし、今まで過ごしていたお家とは全く別世界です。みんなと一緒に“お椅子にすわる”ということももちろん初めてのお友だちも。集団生活のスタート地点に立ったばかりのＤぐみさんは、大きくなると簡単に過ぎていくようなことも、今はまだとっても難しいことだったりもします。でも何事も一つ一つを大切にしながら過ごしていきたいですね。 幼稚園では、靴をはきかえたり、持ち物を自分の印のシールのはってある棚に片づけたりと自分ですることがたくさんですね。できた時には「できた！」と嬉しそうな様子も。自分でやりたいお気持ちはたくさんありながらも、でも上手くできなくて困ってしまうこともありますね。でもそんな困った時にはＡぐみＢぐみＣぐみ、そしてＤぐみの少し先輩のお友だちが優しく声をかけてくれます。そんな経験で幼稚園生活も安心のＤぐみさんです。そして心に残ったその体験が次につながっていくこともこれから楽しみですね。した。 |
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