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Bぐみのお部屋から

担任 澤田 愛子


 暖かな日差しがさし、さわやかな風が吹き抜けるお庭に元気いっぱいにかけていくBぐみさん。例年よりお庭の春の花の開花が遅れ、「あと少しで桜咲きそうやね!」「チューリップのつぼみふくらんできたよ!」と、お花の様子を見守っていたBぐみさん。桜やチューリップが咲いた日には、ニコニコ顔で「咲いたよー!やったねー!」と喜んでいたのでした。

 CぐみさんからBぐみさんへと一つ大きくなり、新しいお友だちを二人お迎えしました。みんなの楽しみはお部屋がお二階になったということ。「お二階ぐみって、特別♪」と言わんばかりに、お二階に上ってお支度する足取りも軽く、なんだかウキウキ。そして、憧れの黄色バッチに胸をつけると、とっても誇らしげなお顔。黄色バッチを何度も眺めては、お友だちと嬉しそうにしていましたね。初めてのお部屋の時間では、気持ちも新たに自己紹介をしました。みんな大きなお声で、はきはきとお名前と好きな食べ物を言うことが出来ました。さすがBぐみさんですね。

 Bぐみさんのお部屋では、子どもの日に向け、こいのぼり”の製作をしました。Cぐみさんのときよりちょっぴり難しい製作活動も「出来るよー!」と、頑張る姿がありました。スポンジをハンコに見立て、2色の絵の具を使ってペッタンし、ウロコの部分を表現しました。珍しい材料を使ったことで、「スポンジって、お母さんがおちゃわん洗ったりするときに使うものやよね?」、「こんなふうになるんや!おもしろいね!」など、様々なお声が聞かれ、楽しくウロコ作りに挑戦することができました。そして完成したこいのぼり。ホールやお庭で泳がせてみました。まごいとひごい仲良く元気に泳ぐ姿がありましたね。とっても嬉しそうだったみんな。その後はお部屋のお机の横に飾って、眺めながらお弁当タイムを楽しんだのでした。
 
 そして、母の日に向けてのお母さんへのプレゼント作りでは、最初に母の日ってどんな日なのかをみんなでお話しました。「ママにありがとう!って言う日。」というお声がたくさん聞かれました。そんな中「ママに内緒でカーネーションをパパとプレゼントするの♪」と言う、かわいいお話も聞かれました。そこからお話は広がり、カーネーションてどんなお花なのかな?とみんなで見てみることに。本物のカーネションを見て、「赤くてかわいいね!」「くしゃくしゃってなってておもしろい!」などのお声が聞かれ、Bぐみさんはカーネションを作って、プレゼントしようということになりました。「カーネションのお手紙入れ」です。紙皿に折り紙をちぎって貼っていき、カーネションを表現しました。自分で折り紙をたくさんちぎって貼っていくのは、なかなか難しいものでしたね。でも「お母さん喜んでくれるかな?」と一生懸命お心を込めて作っていました。後ろの面には大好きなお母さんのお顔を描きました。個性あふれる、とっても素敵なプレゼントの完成です。母の日の次の週には「ママ喜んでくれたよ!」「ありがとうって言ってくれた!」など、嬉しいお声がたくさん聞かれました。よかったですね!Bみさん。

 4月、5月は、カエルのたまごを触る体験や、カブトムシの幼虫に触れる体験など生き物と関わる機会もありました。それぞれドキドキわくわくな表情で、楽しむ姿がありました。とても貴重な体験となりましたね。これからみんなでおたまじゃくしさんや幼虫さんの成長を見守っていきましょうね。

 この一年間、お友だちと様々なことに挑戦し、その一つ一つを楽しんでいきましょう。一年間どうぞよろしくお願いいたします。


  
 
(2012年5月18日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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