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Bぐみのお部屋から

担任 坂井 菜見子


 寒い冬の風も少しずつやわらぎ、春の風に変わってきました。いよいよ三月を迎え、もうすぐAぐみさん!とみんなのお気持ちもはずんでいます。一年前の四月を思い出してみると、お心もお体もとても大きく成長したBぐみさん。
 二月二十五日にあったおひなさまの会でも、そんなみんなの大きく成長した素敵な姿をたくさん見せてくれましたね。みんなの力を合わせてご相談をしてきた「にんげんっていいな」の合奏も元気いっぱいご披露しました。「うらしまたろう」のオペレッタも、お家の方やお友だちがたくさん見ている前で、楽しく演じることができました。お歌を歌うことやダンスが大好きで、表現豊かに演じる女の子たち、面白いことが大好きで、音楽が流れるとのりのりだった男の子たち、みんなそれぞれ楽しみながら、Bぐみさんみんなでやったオペレッタ、とっても素敵でした。
 おひなさまの会が終わってからも、「うらしまたろう」のオペレッタを今度は役をかえてしてみました。実はやってみたかった、他の役になりきってオペレッタをしました。ダンスやお言葉もお友だちがした役でもばっちり覚えていたみんなでした。そんな「うらしまたろう」でやったオペレッタの役の自画像を描いてお部屋の壁面に貼ったりもしました。その周りには、自分たちで色々な種類のお魚や、カメ、貝、ひとでなどを作って貼り、海の中を表現しました。海の中にいる自分たちの絵を見て、「どこに行くのかな?」「やっぱり竜宮城だよ!」とお話していたBぐみさんでした。そんなみんなの作った絵やお魚を見て、「お絵かきも製作も上手になったなあ!」とますますみんなの成長を感じた坂井先生でした。
 また、憧れのAぐみさんのオペレッタ「ピーターパン」の衣装をかりて、着てみたりもしました。妖精のティンカーベルに憧れて小道具を自分で作っていたりしたお友だちもいたので、衣装を着てみることになると「やったー!」と大喜びでした。衣装を着て面白いダンスも踊ってみたり、ピーターパンも楽しんだBぐみさんでした。そんなAぐみさんに、ご招待されて共同製作も見せてもらいました。宇宙の中をロケットで進み、地球や土星やトンネル、色々な星を見せてもらったり、宇宙人なども見せてもらいました。帰りには素敵なプレゼントももらって、とっても嬉しかったBぐみさん。
 そんな大好きなAぐみさんは、もうすぐ卒業式です。今までたくさん一緒に遊んでくれたAぐみさんへ、感謝のお気持ちを込めてプレゼント作りを始めました。Aぐみさんが見せてくれた、「宇宙」をイメージしたプレゼントです。「Aぐみさん喜んでくれるかな?」「まだAぐみさんには内緒だよね!」とAぐみさんを喜ばせようと、楽しみにしながら作っています。Aぐみさんのご卒業をお祝いする合奏のご相談も始めました。Bぐみさんでする最後の合奏のご相談です。「はるのおがわ」という春のお歌で、指揮者にも挑戦してみることになりました。一年間で合奏もとっても上手になったBぐみさん。色々な楽器を鳴らしてみることができるようになりました。Aぐみさんの卒業式でもみんなで力を合わせた元気な合奏をご披露できるといいなと思います。
 
 Bぐみさん、一年間いろいろな姿、成長を見せてくれてとっても楽しくお過ごしできました。Aぐみさんになってからも、みんなの活躍、楽しみにしているからね。Bぐみさん、一年間、どうもありがとうございました!
(2012年3月16日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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