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Bぐみのお部屋から

担任 坂井 菜見子




 落ち葉が冷たい風に舞い、今年も残すところあと一ヶ月を切りました。初雪の日には、朝から「今日は雪が降るんだよ!」「僕はお昼ごろに降ると思うな!」と楽しみにするBぐみさんの姿がありました。そして本当にその日のお昼ごろ雪が降ってきました。ちょうどお部屋で楽器を用意して、合奏を始めよう!という時、次から次へと降ってくる白い物体を目撃して「雪だー!」と大合唱だったBぐみさん。今年初の雪に、大喜びでした。そんな風に、寒さにも負けず、冬の季節も期待と喜びでわくわくのBぐみさんです。

 十二月に入って、幼稚園のホールにはアドベントカレンダーが飾られました。一日から、毎日ひとつずつめくられるこのカレンダー。クリスマスまでの間を楽しく数えていきます。毎日そのポケットから出てくる登場人物に興味津々のBぐみさん。お星様、天使、羊飼い・・・が次々と現れています。羊飼いや馬小屋が出てくる意味も、去年よりずっと分かっている様子のBぐみさん。今年は、Aぐみさんといっしょにページェントをします。イエスさまがお生まれになった日のことをビデオや紙芝居で見てみました。それから役を決めて、自分のお言葉を言ったり、お歌を歌ってみています。お友だちが見ている前でちょっと恥ずかしいお友だちや、緊張しているお顔もあります。だけどページェントが大好きなみんな。クリスマス会でも、お友だちと力を合わせて素敵な姿見せてくれること、楽しみにしています!
 また、クリスマスに向けて新しいお歌をご紹介しました。「サンタが町にやってくる」というお歌です。歌ってみると、「知ってるよ!」「お家でCD聞いた事ある!」というお友だちも何人かいて、すぐにみんなで覚えて歌っていくことができました。「サンタクロース・イズ・カミン・トゥ・タウン♪」と、英語の部分もあって、これはどういう意味なのか、とみんなでお話していると「サンタの髪?紙?」「ターン?」と初めて聞く英語に「???」だったBぐみさん。お歌のタイトル「サンタが町にやってくる」という意味と知ると「あぁ〜」「そうだと思った!」なんて納得していたBぐみさんでした(笑)。最近は、このお歌で元気な歌声と楽器の音を響かせているBぐみです。
 クリスマスプレゼントのご相談もしています。Bぐみさんではクリスマスリースを作っています。リースの形を大きな封筒を使って作りました。下の部分をハサミで切って封筒をぎゅぎゅっと丸めて作ります。形ができてくると「ドーナツみたい・・・」おいしそう「あーん!」食べる真似をするお友だちや、封筒の形のまま頭にかぶって、「パン屋さんの帽子!」と遊んでいるお友だちもいました。そんな風に楽しみながら作ったリース、飾りつけもたくさんしました。最初に折り紙の型抜きで色々な形を貼り付けました。天使の形を気に入ってたくさん並べた男の子や、やっぱりハートが大好きな女の子、みんなそれぞれ好きな模様を作りました。それから、モコモコのモールを使って飾り付けもしました。ねじっていくのが、少し難しかったけど一生懸命作りました。まだ他にも飾り付けをしたり、キラキラのベルを作ったりもしました。Bぐみさんらしく、たくさん飾りをつけてちょっと派手なクリスマスリースです。それも、みんなの個性が表れていて、とっても面白い出来上がりになりました。一人ひとりのこだわりを感じて、見てみてください!

 日に日に盛り上がっていくクリスマスへのお気持ち・・・そしてクリスマス会、Bぐみさんもとっても楽しみにしています!もうすぐ、わくわく!わくわく!のクリスマス。みんなで楽しみましょうね♪    

 
(2011年12月16日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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