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Aぐみのお部屋から

担任 澤田 愛子

 Aぐみさんにとって、幼稚園最後の夏休みが終わり、いよいよ二学期がやってきました。九月一日、こんがり日焼けしたキラキラ笑顔で登園したみんなの姿に、夏休みの充実を感じました。幼稚園でもお友だちと一緒に夜を過ごしたおとまり会や、お家の方も一緒に楽しんだ夕涼み会など楽しいことがたくさんありました。暑い夏の間のたくさんの経験、体験を通して、一回りも二回りもお心、お体が大きくなったAぐみのみんなをとてもたくましく、頼もしく感じた澤田先生です。
 九月も下旬を迎え、お庭から聞こえてくるのは、涼しげな秋の虫さんたちの声…。秋と言えば、実りの秋、スポーツの秋、芸術の秋と、たくさんの体験が待っています。二学期もみんなで元気いっぱい楽しく過ごしていきましょうね。

 さて、二学期最初めのお楽しみと言えば、やはり秋の遠足ですね。♪大型バスにのってます♪と、口ずさみながらこの日を心待ちにしていたAぐみさん。お家の方、お友だちと一緒に大型バスに乗って、のとじま水族館に行ってきました。水族館に入ってすぐに現れたのは、ジンベイザメ。優雅に泳ぐその姿に目を奪われました。また、ふれあいコーナーでは、ヒトデやヤドカリなどの海の生き物を触ることができました。積極的に触っていたお友だち、おそるおそる触ってみるお友だちと、様々な姿がありました。神秘的なクラゲの美しさにびっくりしていたお友だち、アザラシのパフォーマンスを食い入るようにみていたお友だち。そして、イルカショーは目をまんまるにして見つめ、楽しんでいたみんな。お友だち、お家の方と一緒に楽しく過ごした、ステキな一日になりましたね。

 九月十九日の敬老の日に向け、大好きなおじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントを作りました。みんなでおじいちゃんとおばあちゃんは、何をプレゼントしたら喜んでくれるかな?とたくさん考え、意見を出し合ってご相談しました。普段何気なく飲んでいる牛乳のパックで何かできないかな…?「おじいちゃんとおばあちゃんが大事なものを入れる小物入れをつくったらどうかな?」というお声。みんな「いいねぇ!!」と大賛成でした。四角い牛乳パックの横の面に三角の折り目をつけて、かわいい形にし、自分でお選びした和柄折り紙をちぎって貼っていきました。持ち手もつけて、とてもお洒落でかわいい小物入れが出来上がりました。そして、もう一つ。楽しかった遠足を思い出し、海の生き物をかたどった箸置きを作りました。中でもみんなの印象に残っていたカメさんの箸置きを作ったのでした。カメさんには、これからもずっと元気でいてね、という気持ちが込められています。初めて使う紙粘土をコネコネし、平らにして、カメの型を抜き、箸をおく部分は、指でへこみをつけました。甲羅は、好きなビーズやスパンコールで飾り付け。つやカラーで色も塗って、ステキな箸置きが出来上がりました。「これで、おじいちゃんもおばあちゃんもたくさんおいしいものが食べれるね!」と、ニコニコ顔でお話していたAぐみさん。きっとおじいちゃんもおばあちゃんも、とっても喜んでくれたことと思います。

 もうすぐみんなが楽しみにしている運動会ですね。運動会に向けて気持ちが高まってきているAぐみさんです。一つの目標に向かって、力を合わせて頑張ることの大切さを実感しています。競争する場面があったとき、お互いの頑張りをたたえ合い、認め合えたらと思います。そして、みんなでしか味わえない喜び、みんなとだから結ばれる絆を感じてほしいです。当日が今からとっても楽しみですね。みんなで最高の一日にしましょう。
 二学期もどうぞよろしくお願いいたします。。
(2011年9月30日 七尾幼稚園Aぐみのお部屋から)

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