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Bぐみのお部屋から

担任 坂井 菜見子


 二〇一一年度、春。新しいお友達も三人加わって、新Bぐみさんがスタートしました!始業式の日、新しいBぐみのお部屋へ向かうみんなの足取りは軽く、とっても嬉しそうでした。「今日からBぐみさん!」とうきうきわくわくのみんなのお顔。Bぐみさんの証の黄色バッチも、ホールの時間に園長先生から受け取った坂井先生。「ちゃんとみんなの分のバッチあるかな〜?」とお部屋についてからお話すると「あるよ!」「はやくちょうだい!」とはやくバッチをつけたくてうずうずしていたみんな。さっそく、一人ひとりの胸にバッチをつけていくと、そのお顔はBぐみさんになれた自信に満ちた嬉しい表情に・・・。ピカピカの黄色バッチが嬉しくて、ひとつお兄さんお姉さんになった喜びでいっぱいの始業式でした。

 そうして始まった四月。今ではすっかりおたまじゃくしになって水の中をすいすい泳いでいる、「かえるのたまご」。まだたまごだった頃、その卵に触れてみる体験をしたBぐみさん。たくさんの卵を前に、「わあ!」と目を大きくして「触りたい!」と腕まくりするお友だち、「ちょっとこわい・・・」と後ずさりしちゃうお友だち、反応はそれぞれです。みんなで優しく卵を触ってみると「つめたい!」「ぷるぷるだ・・・」と、興味津々で卵を見ていたお友だち。そんな卵はしばらくするとおたまじゃくしがどんどん出てきて、大きなお兄さんおたまじゃくしや、小さな赤ちゃんおたまじゃくしになりました。えさを食べている姿、うんちしている姿、おいかけっこをしている姿、色々な時のおたまじゃくしの姿を見つけては「せんせい、おたまじゃくし!」と教えてくれるBぐみさん。これからも、どんどん成長していくおたまじゃくしを見て、たくさんの発見をしていってね。
 
 四月の後半には、子どもの日にむけて「こいのぼり」の製作もしました。まずはこいのぼりの体をはさみで切って、しっぽを作ります。簡単に見えて、自分たちで折って、線を描いて切って貼る、たくさんすることがあります。みんな真剣なお顔で一生懸命作りました。上手にできるとにこにこの嬉しいお顔で「できたー!」と先生やお友だちに見せあいっこをして喜んでいたBぐみさん。そしてうろこの部分は「染め絵」で作りました。絵具を使うことを楽しみにしていたBぐみさん。障子紙を折りたたみ、絵具を溶かした水にちょっとつけると、ゆっくりと水が吸い込まれていきます。これがとっても楽しくて、みんなのりのりで、染め絵をはじめました。お友だちがしている横で、紙が絵具を吸う様子に「お水のんどるよーゴクゴク!」「ゴクゴク!」と掛け声(?)をかけているお友だちもいました。一枚一枚、全部模様が違って、そのひとつひとつを面白そうに見比べていたBぐみさん。「○○ちゃんのはちょうちょみたいだね」「○○くんの、きれい!」とお友だちの作品を褒め合っているお友だちもいましたよ。そんな、素敵なこいのぼり、出来上がったらホールに出て泳がせてみました。こいのぼりを持って、走っているお顔もニコニコでとっても嬉しそうでしたね。お持ち帰りしてから、「お家でも泳がせてあげたよ♪」と教えてくれたお友だちもいました。そんなこいのぼりを持ち帰り、ゴールデンウィークが過ぎ、母の日に向けて、大好きなお母さんへのプレゼント作りや、夏のお花の種植えやお野菜の苗植え、カブトムシの幼虫に触れる体験もしてみたBぐみさん。五月も、お友だちとたくさんの楽しい経験をして、笑顔いっぱいでお過ごししてきました。
 十六人でスタートした、新Bぐみさん。これから一年間、お友達と一緒にもっともっとたくさんのこと楽しんでいきましょうね。たくさん笑って、遊んで、元気いっぱいにお遊びしていきましょう!Bぐみさん、どうぞよろしくお願い致します! 、ありがとうございました!
(2011年5月31日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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