直線上に配置

Aぐみのお部屋から

担任 澤田 愛子

  秋に色とりどりの紅葉を見せた木々の葉がヒラヒラと舞い落ち、まるで黄色や赤のじゅうたんのようになったお庭。キレイなグラデーションの葉やおもしろい形の葉を拾って、押し葉をしました。本のページとページの間にはさんで、出来上がるのを楽しみにしていたAぐみさん。「どんな風になるのかな?」「上手にできるかな?」とワクワクでした。そして押し葉が出来上がり、その押し葉に一枚一枚ボンドを塗って、紙に自由に形作って貼りました。葉っぱの形や向きを活かして、花火や動物を作ったり、落ち葉が舞い落ちる様子を表現していたお友だちもいました。秋を存分に楽しんだみんなです。
 そして季節はもうすっかり冬。幼稚園はクリスマス一色です。クリスマスの日までを数える『アドベントクランツ』『アドベントカレンダー』もホールに登場しました。毎日アドベントカレンダーを開いたり、クランツのろうそくの火が灯る度にウキウキでクリスマスを心待ちにしています。また、玄関、ホール、多目的ホールにツリーが登場し、飾り付けを楽しみました。「Aぐみさんやから高いところに飾ろう!」と、一生懸命背伸びをして、素敵にお飾りしてくれたのでした。

 クリスマスは毎日みんなを見守って下さっている、イエス様のお誕生日です。「イエス様はみんながどんなことをしたら喜んで下さるかな?」「イエス様のお誕生日、どんなお祝いをしよう?」とご相談しました。「よいお心をたくさん持つこと」というお声が聞かれ、お部屋では『献金箱』を作りました。みんなの強いお心、優しいお心、素敵なお心をたくさん数えられるように一生懸命作りましたね。きっと今頃、献金箱の中はよいお心がたくさん詰まっているのだろうなと思う澤田先生です。

 そして十二月十八日のクリスマス会に向けて、色々なご相談をしています。まずは、初挑戦となるハンドベル!初めてハンドベルを手にした日には、キラキラな笑顔が見られ、キレイな音に「わぁ〜!いい音やね!」と感動していたAぐみさんでした。ハンドベルは一つ一つの音が重なって、初めて一つの曲になるということで、「お心合わせんとね!」と大張り切りでした。今回、『ひいらぎかざろう』の曲に挑戦することになりました。いざハンドベルを持つと、そのお顔は真剣そのもの。みんなの集中から、なんだかお部屋の空気に緊張感が・・・演奏し終わると、ニッコリ笑顔になるみんな。そして「もう一回しよう!」とリクエストのお声が聞かれるのでした。自分の担当する音に愛着と自信を持って、楽しむみんなです。またABぐみさんで演じるイエス様の生誕劇『ページェント』では、ちょっぴり難しいお言葉も一生懸命覚えてやる気満々のAぐみさんです。
 そしてクリスマスプレゼントの『クリスマスブーツの鉛筆立て』を製作しています。紙粘土を使って、思い思いの飾り付けをし、とてもかわいいブーツです。サンタさんや周りの方からプレゼントをもらう喜びを感じると共に、相手のことを考え、プレゼントをする喜びも感じてほしいと思っています。
 さぁ!もうすぐクリスマス会です。みんなの素敵な姿が今からとっても楽しみです! 
(2010年12月16日 七尾幼稚園Aぐみのお部屋から)

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