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Cぐみのお部屋から

担任 堀内 由佳


 
 7月に入っても、まだ梅雨の季節が続いている今日この頃。それでも、お天気のいい日には、おひさまの暑い日差しからもうすぐやってくる夏を感じることができるようになってきました。青虫が、さなぎになって、チョウチョになり、お外へと、「バイバ〜イ!」をしました。空高く飛んでいくチョウチョをいつまでも目で追いかけ、「あんな高いところまで飛んでったね!」「まだ見えてるよ!」「また幼稚園来るかな?」と、ニッコリのCぐみさんでした。

 7月3日に行われた『たなばたさまの会』。「七夕ってどんな日?」と、七夕について知ろう!と、お部屋では『たなばた物語』のパネルシアターを見ました。「お姫様だよ〜!」と、言っていた子も、「織姫様と彦星様!!」と、嬉しそうにお友だちに教えていたり、「天の川見たいね〜!」と、ウキウキしたり。七夕に向けての期待が大きく膨らんだようでした。
 七夕飾り作りでは、「お願い事を一つ考えてきてね!」と、短冊のお願い事を考えました。お部屋の時間に、考えてきたお願い事をみんなの前で一人ずつお話したCぐみさん。ドキドキする子、大きな声で言う子、先生の耳元でこっそり言う子と、様々でした。お願い事を決めたあと、「やっぱり変えようかな〜」「一個じゃないとだめ!?まだあるのに〜!」と、一つに決めることにとっても悩んだみんなでしたね。「大きくなったら・・・になりたいな!」「こんなおもちゃが欲しい!」「もっと上手になりたい!」と、夢いっぱいの十四枚の短冊が完成しました。どんなお願い事にしようか考えること、とっても楽しかったですね!笹に飾ったいろんなお飾り、お空から織姫様と彦星様も、ニッコリ笑いながら見てくれたことと思います。Cぐみさんのかわいいお願い事、叶いますように♪

 『たなばたさまの会』では、手にニッコリお花のお飾りをつけ、CDぐみさん一緒に『ありがとうの花』のダンスをしました。いつもとは違う雰囲気にドキドキしながらも、お歌を歌いながら元気なダンスをご披露してくれましたね。翌週のホールの時間に、「ABぐみさんも一緒に踊るから、教えてね!」と、言われ、大張り切りで最前列に並んだCDぐみさん。いつもはお兄ちゃん、お姉ちゃんに教えてもらっていますが、今回は教える側。お歌のお声やダンスの動きもいつも以上に大きく、自信たっぷりのみんなのお顔、とっても頼もしかったですよ!
 
 7月に入り、久しぶりのスイミングがありました。4月当初はプールに入ること、お顔にお水がかかることを嫌がっていた子もいましたが、今では「早く入りたい!」と、ワクワク。プールの中におかれた台の上の、つかまる場所のないところを歩くこともなんのその!コーチや先生の手につかまることなく、笑顔でトコトコ歩いたり、ジャンプして進んだり。サッカーワールドカップにちなみ、台の上で男の子と女の子に別れ、真ん中の大きなカゴに向かってボールを投げるお遊びもしましたよ。プールでのボール遊びに大はしゃぎのCぐみさん。カゴに入っても入らなくても、ボールを投げることがおもしろく、結果を気にすることなく、「もう一回したいよ〜!」と、さっそくリクエストでした。
 早いもので一学期も残り少なくなってきました。この一学期で大きく成長し、新しいこと、初めてのことにも「やってみたい!」と、チャレンジし、『みんなで一緒に』を楽しみながら、お過ごししてきたCぐみさん。そんなみんなの姿に頼もしさを感じ、とても嬉しく、これからの成長がとっても楽しみな堀内先生です。これからやってくる『夏』の暑さに負けず、みんなで夏を楽しんでいきましょうね、Cぐみさん!!  
(2010年7月20日 七尾幼稚園 Cぐみのお部屋から)

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