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Cぐみのお部屋から

担任 堀内 由佳


 二〇一〇年春。新しく幼稚園に来たお友だち、Dぐみさんから進級したお友だち、合わせて十五名の、元気いっぱい笑顔いっぱいのCぐみさんがスタートしました。
 四月一〇日の『入園式』。胸にはピカピカのピンクバッチと桜のコサージュをつけ、いつもとは違う雰囲気にドキドキワクワク。お名前を呼ばれるとさらにドキドキ。「はーい!」と、元気なお返事を聞かせてくれましたね。お部屋では、自分たちでお選びしていたちょうちょやてんとうむし、お花などをボールドにペッタンと貼りました。「○○ちゃんの横に貼ったよ!」「一番高いところにした!」と、探すことも楽しかったですね。
 入園当初、お家の方と離れ、「いってきます」をすることができず、「ママ〜!」と、涙がポロポロこぼれたり、お遊びしているうちに思い出して「お家に帰りたいよ〜」ということもありましたね。お友だちと一緒にお遊びをしたり、「いってらっしゃい!」と、笑顔で送りだしてくださったお家の方々のご協力により、だんだんと涙の登園はなくなっていきました。今では「おはようございま〜す♪」と、笑顔で張り切って登園してくれるCぐみさん。自由遊びでも、「一緒に遊ぼう!」「おままごとしようよ〜!」「お外行ってくる♪」と、自分のしたお遊びを見つけることも上手になり、お片づけの時間になるまで思いっきりお遊びを楽しんでいますよ。
 
 5月5日の『こどもの日』に向け、『こいのぼり製作』をしました。ノリやハサミを使うことに興味津々。使い方やお約束のお話をすると、「ハサミはこうやって持つよ!」「そでめくらなきゃ!」と、さっそくお友だち同士で教え合いながら製作をしていたCぐみさん。一つ一つ出来ていくことが嬉しく、「明日は何作るの?」と、毎日ワクワク♪完成したこいのぼりを持ち、「こいのぼりを泳がせよう!」と、大張り切りでお外へ出発!しかしこの日はあいにく小雨が降っており、テラスへ行き、雨で濡れないようにそっと泳がせました。それでも、腕を思いっきりのばし、少しでも高いところで泳がせようと背伸びをしていたCぐみさん。雨なんてなんのそのでしたね!その後ホールへ行き、大きなこいのぼりたちに見守られながら、ホールの中を走り回ってた〜っくさん泳がせましたよ♪
 CDぐみさんで小丸山公園へお散歩にも行って来ました。「今日はCぐみさんがお兄ちゃん、お姉ちゃんだよ!」と、大張り切り!Dぐみさんと手をつなぎ、長い坂道も強い風にも負けず公園まで元気にトコトコ。頑張ったみんなをキレイな満開の桜がお出迎えしてくれました。「キレイだね〜!」と、み〜んなニッコリ。幼稚園に戻った後は、「お兄ちゃん、お姉ちゃんできたよ!」と、自信たっぷりの頼もしいお顔のCぐみさんでした。
 「今日は小さなお友だちが来てくれましたよ!」と、園長先生が『カブトムシの幼虫』をお部屋に見せに来てくれました。最初は「見た〜い!」と、興味津々でしたが、「触ってみよう!」となると、「・・・」と、後ずさりする子も。そっと手の上に乗せてもらうと、「怖くない!」と、「赤ちゃんだもんね〜」「小さいね〜!」と、ニッコリでしたね。土の中に戻っていく幼虫に、「バイバ〜イ!」もしましたよ!
 初めてのこと、ドキドキワクワクすることがいっぱいの幼稚園。仲良しのお友だちも増え、幼稚園にも慣れてきたCぐみさん。やってみたいことがたくさんあり、興味津々の毎日です。いろんな体験や活動を通し、『みんなで一緒に』を楽しみながら、一回りも二回りも大きくなっていきましょうね!!Cぐみさんのニコニコ笑顔と元気いっぱいパワーで、毎日楽しくお過ごししてきたいと思います。一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
(2010年5月27日 七尾幼稚園 Cぐみのお部屋から)

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