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Bぐみのお部屋から

担任 坂井 菜見子


  暖かくなったと思ったら、肌寒くなったりと、なかなか安定しない今年の春の気候ですね。そんな中でも、毎日元気いっぱいなBぐみさん。ピンクバッチのCぐみさんから、あこがれの黄色バッチのBぐみさんへと進級した四月。ひとつ大きなお兄ちゃん、お姉ちゃんになった喜びの気持ちがあふれ、いきいきと幼稚園でお過ごしするBぐみさんの姿を嬉しく見守っている、坂井先生です。

 うきうきの気持ちで始まった新年度、新しいお友だちも迎え二十三人のBぐみさん。みんな新しいお部屋も嬉しくて、階段を上る足取りもはずんでいます。四月は幼稚園の中を探検したり、お道具の整頓をしたりしながら、改めて色んなお約束を確認していくことから始まりました。Cぐみさんの時からのお約束をしっかり覚えていて、積極的にルールをお話しあっているみんなの姿があり、とても頼もしく感じました。
 また、Bぐみさんになって初めて、の経験もたくさんありました。新しいAぐみさん、Bぐみさんで一緒にした初めてのこと、それは『カエルの卵を触ってみよう!』。小さくて、プルプルの卵たち、小さな容器にたくさん入っていました。その中を、興味津々でのぞきこんでいたBぐみさんたち。「さわってみよう!」のお言葉に目をキラキラに輝かせて、そっと手にとってみました。「たまごだから、優しくね」のお言葉どおり、優しく触れてみました。「冷たくてきもちよかった!」「かわいかった♪」という感想が聞こえてきたかと思うと、中には恐る恐る近づいて「つん!」としてみた子や、見てみるだけというお友だちもいて、それぞれの反応が様々で楽しかった【カエルの卵】でした。数日後には、お部屋におたまじゃくしがやってきて、Bぐみさんで育てることになりました。毎日エサをあげて、そのたびに水槽をのぞき、「はやく足がはえてこないかな〜」とわくわくしながら、おたまじゃくしの成長を楽しみにしているBぐみさんです。
 
 五月のこどもの日に向けて、こいのぼりの製作もしました。Bぐみさんになったから、少し難しい作り方だけど、がんばって作ろうね!とお話すると、「かんたん!」「できるよ!」と自信満々のみんなのお返事がかえってきました。そのお言葉どおり、先生のお話をしっかり聞きながら一生懸命こいのぼり作りをしたBぐみさん。そしてみんながとっても楽しそうだったのがこいのぼりのうろこ作りです。包装などに使う、プチプチに油性ペンで模様を描いて、巻いて作ったのですが、色をたくさん使ってカラフルに仕上げたうろこ、お花模様のうろこ、同じ色をたくさん塗ってインパクト大!なうろこ・・・どれもみんなの個性が現れていて、世界に一つだけの自分だけのこいのぼりが完成しました。そのこいのぼりを持って、すいすいっと泳がせてみたのも楽しかったね!


 そして、五月には母の日のプレゼント作りもしたBぐみさん。大好きなお母さんへのプレゼントは、マグネット付き小物入れを作りました。どんな風に作ろうか?をご相談して、みんなで考えながら作っていった小物入れ。「この中にゴムとか入れるかも♪」「お母さんよろこぶね♪」なんてお話しながら大好きなお母さんを思い浮かべて作ったプレゼントです。お母さんにどうやってあげたら喜んでくれるかな?と聞いてみると、「ありがとうって言う!」と大きなお声で教えてくれたBぐみさん。そんな、周りの人への感謝の気持ちを大切にこれからも優しいみんなでいてほしいと思った坂井先生です。

 元気いっぱいのBぐみさん。これからもみんなで力を合わせ、色々なことに挑戦し、笑顔いっぱいの楽しい一年間にしましょうね。よろしくお願いいたします!
(2010年5月27日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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