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Aぐみのお部屋から

担任 澤田 愛子

 十二月。季節はいよいよ冬です。園庭には北風がピューっと吹く日も・・・でも今年は暖冬ということで、例年よりは少し暖かいようですね。雪が降るのを今か今かと待ちこがれるAぐみさんです。

 早いもので一年も最後の月・・・二学期ももうすぐ終わりに近づいていますね。街のあちらこちらでイルミネーションがキラキラと輝いたり、クリスマスソングが聴かれるようになってきました。そして七尾幼稚園もクリスマス一色です♪ホールや玄関、教会には大きなクリスマスツリーが登場。ツリーには色とりどりのオーナメントなどたくさんの飾りつけをしました。「Aぐみさんは大きいから高いところにつけなきゃ!」と張り切ってお飾りしてくれましたね。また、クリスマスの日までを数えるアドベントカレンダーやクランツもホールに登場し、毎日ワクワクしながらクリスマスまでの日を数えています。
 さて、クリスマスはいつもみんなのことを見守って下さるイエスさまのお誕生日です。イエス様のお誕生日をみんなでお祝いしましょう!というお部屋でのご相談では、どうしたらイエスさまは喜んで下さるか・・・というお話になり「よいお心、ステキなお心をたくさん持つこと!」というお声がありました。そしてよいお心をたくさん数えようと、教会の形をした献金箱を作りました。十字架は教会のシンボルということで十字架音頭を歌いながら、作りました。Aぐみのみんなが大張り切りで作った献金箱。ステキなお心をたくさん詰めて、クリスマス会に持ってきてくれることでしょう。

 お部屋では十二月十九日にある『クリスマス会』に向け、たくさんのご相談が始まりました。Aぐみさんはハンドベルに挑戦!今まで挑戦してきた楽器とはまた違って、一人一人が一つの音を担当し、そのそれぞれの音が一つになったとき初めて一つの曲になるという特別な楽器です。今回は、『もろびとこぞりて』の曲を奏でることになりました。『もろびとこぞりて』の曲をドレミの音階で口ずさむお友だちや、ピアノで弾いてみるお友だちと、それぞれの心に浸透しています。いざハンドベルを持つとそのお顔は真剣そのもの。心を一つに頑張っています。また、A・Bぐみさんで演じるイエス様の聖誕劇『ページェント』では、小さいくみさんの頃から憧れを抱いていたお友だちも多く、役決めの際には自分の中で「この役を演じたい!」と強い意志をもち、役決めに臨むAぐみのみんなでした。同じ役になりたいお友だち同士は、お話し合いをすることに・・・ジャンケンなどで決めるのではなく、お互いがしっかり納得できるよう、とことん話し合いをしました。時には涙を流すお友だちや、本当はとってもなりたかった役なのに、譲ってくれるお友だちがいました。この時間は本当に一人一人の成長の場となったのではないかと澤田先生は思いました。そして決まった役。その役に誇りをもって、一生懸命演じる姿はとても頼もしく、ステキですね。初めて挑戦するBぐみさんを引っ張る存在です。クリスマス会は、ハンドベル、ページェント、『ウィンターワンダーランド』の合奏と盛りだくさんです。クリスマス会は、Aぐみさんの姿に乞うご期待です!!

 二学期は、秋の遠足に運動会、収穫感謝礼拝やおもちつき大会など、秋を存分に楽しみ、たくさんの体験をしました。その一つ一つが大事な経験、学びとなり、たくさんの活躍を見せてくれたAぐみさんでしたね。その姿に澤田先生はたくさん感動し、力をもらってきました。残りの二学期もみんなで思いっきり楽しみましょう!!          
(2009年12月18日 七尾幼稚園Aぐみのお部屋から)

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