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Aぐみのお部屋から

担任 澤田 愛子

 季節は、梅雨から夏へ移り変わろうというところ。蒸し暑い日が続いています。ベランダのお野菜は大きくなり、毎日「トマトがだんだん赤くなってきたよ!」「なすびが大きくなってきた!」「スイカさんもがんばっとるね!」など、発見と成長を心から喜ぶみんなのお声が聞かれます。暑さに負けず、元気いっぱいのAぐみさんです。

 六月五日にあった『Aぐみ保育参観』。お家の方が来てくれるのを楽しみにしていたAぐみさん。「明日はAぐみさんの番やね♪」と前日にドキドキしていたみんな。お部屋の時間では、みんなで時計、時刻に親しみました。置き時計やハト時計、腕時計などたくさんの時計の種類を知ったり、文字盤の数字並べ替えクイズをしました。グループのお友だちと力を合わせて頑張る姿がありましたね。また、“カエルの時計”作りにも挑戦しましたね。楽しみながら時計、時刻に興味をもつことのできた時間となりました。

 六月二十一日の父の日に向け、みんなで感謝の心、大好きだよという気持ちを込めてプレゼントを作りました。今回は紙粘土という新しい素材を使ってのプレゼント作り。普段親しんでいる粘土とは違い、質感を触って楽しむみんな・・・まずは力いっぱいコネコネ・・・「そばやさんになったみたいやね!」などの楽しいお声も聞かれ、ワクワクのAぐみさんでした。そして☆の型を抜き、そこに、大好きなお父さんのお顔を描きました。お父さんと言えば、ネクタイ!ということで、色鉛筆でステキな模様と“おとうさんだいすき!”のお言葉も書きました。とってもステキなペッタンキーフォルダーの出来上がりです。「おとうさん、車につけてくれるといいな♪」というお声・・・また、一人一人自分の言葉で書いたお手紙には、感謝の気持ちがぎゅっと詰まっています。きっとお父さんは、とっても喜んでくれたと思いますよ。

 七月四日の『七夕さまの会』。Aぐみさんは新しい楽器、ハーモニカに挑戦しました。最初はなかなかうまく音が出ず、「難しい・・・」というお声もありました。しかし、毎日のご相談の中で徐々に音が出て、上達していき、その喜びをみんなで共感し合う姿、澤田先生はとっても嬉しく思いました。お弁当を食べ終わるとすぐに「ハーモニカする♪」という声が聞かれ、楽しみながらハーモニカをすることができましたね。また合奏のご相談では、楽器決めのとき、みんなで納得して楽器を決められるよう、お友だち同士でのお話し合いをしました。そして、会当日。Aぐみのみんなの心が一つになり、とても素晴らしいハーモニカと合奏をご披露することができました。改めて、Aぐみさんの団結力と熱意を感じた日となりました。

 そして、一学期の最後にAぐみさんががんばった事といえば、よさこい。鳴子を手にし、元気いっぱい“よさこい”を楽しむAぐみさん。「港ヨイサ」、「ななおまだら」、嵐の「ビリーブの」三曲の踊りに挑戦しました。毎日汗びっしょりになりながら、楽しそうに踊ってきました。残念ながら十八日は雨で延期になってしまいましたが、八月二十九日には、赤のはっぴにハチマキと凛々しい姿で力いっぱいのびのびと踊り、ちびっこカーニバルを楽しみましょうね!
(2009年7月21日 七尾幼稚園Aぐみのお部屋から)

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