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Aぐみのお部屋から

担任 澤田 愛子

 清々しく心地よい風がお庭に吹き、緑がみずみずしい五月。青空の下、園庭でサッカーをしたり、かけっこをしたり、元気いっぱいお遊びを楽しんでいるAぐみさん。幼稚園で一番大きなお兄さん、お姉さんになってはや一ヶ月がたち、責任感がどんどん強くなり、とっても頼もしいみんなです。

 4月。新しく2人のお友達を迎えて、進級した二十七名のAぐみさん。黄色バッチから、憧れの水色バッチになり、お友達同士見せ合っては喜びをかみしめている様子でしたね。そしてAぐみさんになって始まったお当番活動。ホールの時間のお椅子並べとお片付け、金魚さんのお世話、ベランダのプランターのお水やりと、たくさんのお当番さんがあります。毎日大張り切りで取り組んでいますね。このお当番活動を通して、グループのお友達と教え合ったり、力を合わせて頑張ることの大切さや、喜びをいっぱい感じてほしいなと思う澤田先生です。ちらほら聞こえてくる「Aぐみさんだもんね!」「Aぐみさんが頑張らなくちゃね!」というお言葉。“Aぐみさん”という自覚と責任が芽生え、強くなっているみんなのこれからの活躍がとっても楽しみです。       

 5月5日のこどもの日に向け、お部屋ではこいのぼりを作りました。今年は古典的なこいのぼりに挑戦しました。シンプルに見えて、とっても難しいこいのぼり・・・まず、よ〜く幼稚園の金魚さんやお魚さんを観察して、みんなで一つ一つお魚の特徴をお話合いしました。「しっぽのとこは、“く”の形しとったよ!」「クネクネしとった!」「うろこは、山を横に向けたみたいな形やった!」など、じっくり観察し、見たことを自分なりに表現することができるAぐみさんでしたね。一つ一つ思い出しながら一枚の画用紙を何カ所も折り、しっぽや尾びれは手でちぎり、ウロコは切り込みを入れて、中から金、銀の折り紙を貼り、本物さながらのこいのぼりが出来上がりました。「難しかったけど、できたね!」などのお言葉が聞かれ、大満足の表情だったみんなでした。完成したこいのぼりを手に、ベランダへ。青空をAぐみさんのみんなのように元気いっぱい泳いでいたのでした。

 5月10日の『母の日』お部屋では大好きなお母さんにプレゼントを作りました。プラパンという、新しい素材を使ってのキーホルダー作り♪まず裏と表に注意しながら、工夫して絵を描きました。大好きなお母さんのお顔、みんなが描くお母さんのお顔はどのお友達もニコニコ顔でしたね。やっぱりいつも優しく笑顔の印象のお母さん。感謝の気持ちをいっぱい詰め込んで描いたプラパンをいざオーブントースターへ!プラパンが小さくなっていく姿を夢中になって見つめるお友達、プラパンは縮む際、動くのを見て「お母さん暴れん坊になっとるね!」「どんどんちいさくなってくね!」など、ワイワイ楽しいお声が響いたプレゼント作りとなりましたね。お手伝いカードもお母さんが喜んでくれる姿を思い浮かべながら、一生懸命作りました。きっとお母さんに「大好きだよ!いつもありがとう!」のお気持ち、伝わっていると思いますよ。 

 元気いっぱいの二十七名のAぐみさん。たくさんの行事やお部屋での活動など、お友達とお心・お力を合わせて色んなことに挑戦していきましょうね!みんなと絆を深め、共に成長していきたいと思っています。一年間どうぞよろしくお願いします。
(2009年5月22日 七尾幼稚園Aぐみのお部屋から)

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