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Bぐみのお部屋から

担任 澤田 愛子


 寒い冬が終わり、春の風にさそわれてうぐいすもステキな歌声を聴かせてくれています。かわいらしいつくしやふきのとうも顔を出し、いよいよ春の季節がやってきます。

二月二十八日に行われたおひなさまの会。Bぐみのみんなは『ホ!ホ!ホ!』の合奏と『スーパーピーチマン』のオペレッタをご披露しました。『ホ!ホ!ホ!』のお歌は、みんなが大好きなお歌。普段の幼稚園でのお過ごしの中で、いつの間にか口ずさんでいるお友達…歌いながら、体が勝手に動いて、楽しい振り付けをするお友達…と、みんなの中にとっても浸透したお歌だったなと思います。それは、Bぐみさんだけではなく、CぐみさんやDぐみさんのお友達も一緒に楽しく、歌ってくれるほどでした。
 Bぐみの合奏はおひなさまの会のトップバッターと言うこともあり、ちょっぴり緊張している様子だったみんな。しかし、ピアノの伴奏が始まると、なんだか緊張もほぐれ、にこやかな表情となり、いつもの元気いっぱいの合奏を聴かせてくれました。お心のあった合奏に、澤田先生はとっても感動しましたよ。そしてオペレッタでは、お部屋でご相談をし始めた頃、女の子達がダンスの振り付けを考え、お友達同士でたくさんアイデアを出し合って楽しむ姿がありました。また、男の子達の中では、なぜだか悪役の鬼さんのダンスがとっても人気で、みんなで強くて怖そうに「わははっ!!」と言いながら、鬼になりきって楽しんでいましたね。そして、一番ノリノリでとっても楽しそうな姿を見せてくれたのが、クライマックスの『いいことあるよ♪』のダンス。一差し指を出して何かいいことが本当に待っていそうなキメポーズをするみんなは、とってもステキでしたよ。長くて難しい台詞も一生懸命覚え、とっても元気いっぱい楽しむことができましたね。澤田先生はそんなみんなの姿を見て、この一年間で、お体だけではなく、お心も大きく成長したのだと感じ、とても嬉しく思いました。
 

 おひなさまの会の後もスーパーピーチマンのお話で盛り上がっていたBぐみさん。おひなさまの会のときとは別の役で、オペレッタをしてみることに…。すると、自分の役じゃなくても、台詞もダンスもみんな完璧!さすがBぐみさん。お友達の姿を見ていて、しっかり覚えていたんですね。みんなで楽しむことができた時間となりました。

 三月、いよいよ今まで一緒に遊んだり、たくさんのことを教えてくれたAぐみさんとお別れの時がやってきます。ちょっぴり寂しそうなBぐみさん。大好きなAぐみさんに心から感謝の気持ちを込めて、卒業式には合奏のプレゼントをします。みんなで元気いっぱい合奏をし、Aぐみさんのかどでをお祝いしましょう。そして四月、今度はみんなが一番大きなお兄さん、お姉さんのAぐみさんになる日がやってきます。少しずつ、みんなの心の中にも、芽生え始めている自覚を先生は感じています。今まで、Aぐみさんに優しく接してもらった分、みんなもAぐみさんになったら、小さなお友達にたくさん優しくしてあげてくださいね。そして、みんなの良さである、いつもニコニコ元気いっぱいなところ、お友達の気持ちを考えられる、思いやりのある心を忘れず、ステキなAぐみさんになってください。これからもみんなの大きな成長を期待し、応援しています。一年間本当にありがとうございました。 
 
(2009年3月21日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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