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Aぐみのお部屋から

担任 坂井 綾

  あっという間に3学期。一日一日が発見や楽しい出来事で輝いているAぐみさんです。

 一月二〇日に、クッキー作りがありました。前日に「明日はクッキー作りをします。」と材料や手順を説明し、みんなで粘土を使ってリハーサルしてみました。まず手洗いをして、製作用のスモックを着ると、もうニッコニコのAぐみさん。そして粘土を薄くのばし、星形の型で型抜き!周りの粘土を取り除いて形ができあがると「できた〜!」うれしさいっぱいの声が次々に聞こえてきたのでした。ときには粘土が堅くて苦戦しているお友達も…。けれど、自分なりに試しながら考えて作っていたのでした。デコレーションでは粘土を小さく丸めて並べるなど、かわいい飾りがたくさん見られました。
 そして迎えたクッキー作り当日。この日は、バター、卵、粉を混ぜるところからチャレンジしました。初めは堅かったバターも「やわらかくなってきた〜♪」とニッコリ。また卵、粉と順に足していくと真剣なお顔で混ぜていましたね。勢いよく混ぜて粉がふいてしまったり、ボールから少しこぼれてしまうこともあったけれど、考えながら工夫していくのでした。そして型抜きをし、クッキーのできあがり♪そのいいにおいと出来栄えに大満足のAぐみさん。早速小さいお友達のお部屋に渡しに行きました。小さいお友達が食べるのをじ〜っと見つめるAぐみさんたち。何だかドキドキで、照れくさいような嬉しいような…。でも一生懸命作ったものをお友達が喜んでくれるうれしさ、達成感を大いに感じた1日となりました。

 また、1月2月には「ドッヂボール」も楽しんだAぐみさん。最初はルールがよくわからなかったお友達もいましたが、何度もしていくにゲームを楽しむことができるようになっていきました。そしてお友達同士でレフリー役をすることもできるようになりました。時には負けて悔し涙を流す子もいましたが、「勝ちたい!」「上手になりたい!」というお気持ちもとっても大切。小学校に行っても、そんなお気持ちでいろんな事にチャレンジしてほしいなぁと思います。

 さて、Aぐみさんが幼稚園で過ごす日も残り少なくなってきました。そこでみんなで一つの大きなものを作ろう!ということでご相談が始まりました。とりあえず大きな段ボールをお部屋に持って行った坂井先生。さてみんなはどんなアイデアを出してくれるかなとご相談の様子を見守りました。完成まではまだナイショなのですが、私では考えつかなかったようなおもしろいアイデアが、次から次へと出てきました。完成の日をお楽しみに。

 また、お部屋の時間にはピアニカを始めました。Aぐみさんのお部屋にあるこの楽器がずっと前から気になっていたみんな。やっとできるということで大張り切りのAぐみさん。初めてに鳴らし方や使い方のお約束をお話しして早速挑戦!机の上でケースを開けてみると…「わあ〜♪」みんなの目はキラキラに!!そしてホースに息をふきかけ、音が鳴ると…にんま〜り♪うれしくなって誰もが次々と音をならしていくのでした。
 おひなさまの会では「アマリリス」の曲をご披露します。お心を一つにして素敵な音が奏でられたらいいなと思います♪
 また、オペレッタでは「オズの魔法使い」に挑戦します!Aぐみさんの大好きなお話。14人ひとりひとりが持っている優しいお心、勇気、考える力を十分に生かして、すてきなオペレッタになってほしいと思います。
(2009年2月25日 七尾幼稚園Aぐみのお部屋から)

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