先日、インターネットで「ノンタン」の作者が亡くなられたというニュースを発見しました。 普通のテレビのニュースではほとんどとりあげられず、新聞もお悔やみ欄にひっそりでていただけだったのですが、インターネットでの検索数はとても多かったのだそうです。 私や堂脇先生の世代では、「ノンタン」は子供の頃読んだというよりは、幼稚園の仕事をするようになってお世話になった絵本ですが、きっと、ある世代の方にとっては子供の頃のお気に入りの一冊だったのではないかと思います。お母さん方の中にはノンタンのシリーズがお家に全部あった、という方もいらっしゃるのでは・・・。 小さい頃の絵本は繰り返し繰り返し読むものです。手あかがついたお気に入りの絵本。 「お母さん、よんで」と同じ絵本ばかりもってくるというのは子供にとって自然な事です。たくさんの物語を読むより、一つのお話の世界にどっぷりとつかってみるもの。 年末年始は書店に「こどもの本」がたくさん並んでいます。大人になっても忘れないほど何度も何度も読むお気に入りの絵本を見つけて、何度も何度も読んであげてほしいなぁと思います。ちなみに蘭子先生の小さいときのお気に入りの一冊は、「まりーちゃんとひつじ」と「ひとまねこざる」などの動物系。おかげでいくつになっても動物にお話しするくせがぬけません。 |