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Bぐみのお部屋から

担任 澤田 愛子


 12月。冷たい風が吹き、寒さが一段と増してきました。そんな寒さにも負けず、園庭で元気いっぱい走りまわっているBぐみのみんなです。

 そしていよいよ今年もみんなが楽しみにしているクリスマスがやってきます。幼稚園のホールにはアドベントカレンダーや、クランツが登場しましたね。クリスマスの日を1日1日ワクワクしながら数えています。クランツのろうそくには一週間ごとに1つずつろうそくに灯す火も増えていっていますね。そして、みんなが待っていたクリスマスツリーが先日やってきました。さっそくみんなでお飾りをすることに…。どの飾りにしようか目をキラキラさせながら、お選びしていたBぐみさん。「ここにしよう!」というお友達。背伸びをして高いところに手を伸ばすお友達。みんなとっても楽しそうでしたね。

 お部屋では、クリスマス会に向けてのご相談が始まっています。みんなの良いお心を数えるために献金箱を作りました。Bぐみさんは賛美歌を歌う天使さんです。白いレースのお洋服を着せ、頭にはわっか。それぞれかわいらしいお顔を描き、個性豊かな天使さんの献金箱が出来上がりましたみんなからは「見て〜!かわいいやろ〜?」というお声が。「なんだかみんなのお顔に似てるねぇ。」などとお話合いしながら、とっても楽しい献金箱作りとなりました。「お家でお手伝いしたら、良いお心ひとつ増えたよ!」などの報告も聞かれました。クリスマス会の日には、そんな良いお心がたくさんつまった献金箱を持ってきてくれることをイエスさまはきっと願っていることでしょう。
 AぐみさんとBぐみさんがお心・お力を合わせるページェント。Bぐみさんにとっては初めての経験です。DぐみさんやCぐみさんだった頃から、憧れていたお友達も多いことでしょう。自分のしたい役に立候補し、みんなでお話合いをして役を決めました。そんな中、お星様をしたかったお友達が4人いました。お星様の役は1人…。お話し合いした結果、ジャンケンで決めることに。みんなが同じくらいなりたかったはずのお星様。負けてしまって、涙ぐんでいるお友達も。しかし負けてしまった3人からは、お星様に決まったお友達に対して、笑顔で「お星様の役頑張ってね!」というお声が・・・!お星様に決まったお友達も3人からの気持ちを受け取り、「頑張る!」という力強いお言葉が!そんなBぐみのお友達の姿に澤田先生は心から感動しました。ついついそのお言葉に拍手してしまった澤田先生、その役決めの一部始終を見ていた他のお友達からも拍手が巻きおこりました。“みんなでお心・お力を合わせて”という気持ちを再確認しあったBぐみのみんなでした。役決めを通して、自分の気持ちを伝える大切さや、自分の気持ちだけを押し通すのではなく、相手の気持ちも考えることの大切さを改めて感じたBぐみのみんなでした。ひとりひとりが、自分の役に愛情を感じ、自信をもって演じることができるのではないかと思います。また、合奏のお歌は『サンタがまちにやってくる』に決定し、みんな張り切って毎日お歌を歌ったり、合奏を楽しんでいます。リズム感のある楽しいお歌なので、ついついリズムにのって体が動いてしまうみんな!振り付けまで考えてくれたお友達もいました。クリスマス会が今から楽しみで仕方ありませんね♪
 二学期も残り少なくなってきました。二学期は、みんなでお心やお力を合わせる場面がたくさんありましたね。お友達の気持ちを考えることができ、一回りも二回りも大きく成長したBぐみのみんな。新しい年を迎えると三学期がやってきます。三学期も元気いっぱいのお過ごししていきましょう!   
 
(2008年12月19日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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