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Bぐみのお部屋から

担任 澤田 愛子


  すがすがしくい風がふき、青空が広がる今日この頃。5月晴れの心地のよいお天気に誘われて、お庭で楽しく、仲良く遊ぶBぐみさんの姿があります。CぐみさんからBぐみさんへと一つ大きくなり、3人の新しいお友達を迎えBぐみさんのお部屋がスタートした4月。お部屋も二階になり、靴箱のお場所も変わりました。お支度の足取りも軽い様子。そして何よりピカピカの黄色バッチを楽しみにしていたみんな。お部屋で一人一人バッチを付けると、何度も眺めては、Bぐみさんになった喜びを感じていました。自己紹介では、お胸に輝くバッチを誇らしげに見せ、みんな元気いっぱい、大きな声で、お名前と好きな食べ物を披露しました。そんなBぐみさんの姿がとっても頼もしく感じる澤田先生なのでした。
 Bぐみさんになって、初めて体験することが増えました。カエルの卵に触れてみる体験をしたときには、カエルの卵を見て、「うわぁー!」と大きなお口を開けて、興味津々のBぐみさん。目をきらきら輝かせ、早く触ってみたくてたまらない様子でした。触ってみると、ぷるぷるとおもしろくて、不思議な感覚に驚くお友達、ほんのちょっぴり怖くて、おそるおそる触れてみるお友達、「ゼリーみたい!」と、感想を話してくれたお友達と、みんな楽しく貴重な体験をすることができました。これから、成長してカエルさんになっていく姿をみんなで見守っていきましょうね。

 カブト虫の幼虫に触れる体験をしたときは、「土のお布団にくるまった赤ちゃんだね。」とワクワクしていたBぐみさん。合計二〇匹の幼虫を「全部のせてー!」というお友達、ちょっぴり怖いけど、「がんばれー!」と応援をうけ、こんにちはができたお友達と、それぞれカブト虫の赤ちゃんと仲良くなることができました。

 4月の後半から、こいのぼりの製作、母の日のプレゼント作りを楽しみました。はさみやのりを使うのはもうお手の物ですね。こいのぼりの製作では、少し難しい作業にも挑戦しました。ウロコの部分は、エアパッキンとタオルのスタンプで作りました。たくましく、元気いっぱいで、まるでBぐみのみんなのようなこいのぼりが出来上がりました。お庭に出て泳がせてみると、本当に今にもお空を泳ぎ出しそうでしたね。お部屋に飾って、自分たちのこいのぼりを眺めながら、お弁当を食べました。
 母の日のプレゼント作りでは、『お母さん大好き!』、『お母さんいつもありがとう!』のお気持ちを込めて、マグネット付き小物入れを作りました。いつも優しくてニコニコ顔のお母さんのお顔を想像しながら一生懸命描きました。お胸のカーネーションを作る時は、「こんなに難しいのは、Bぐみさんじゃないとできないね。」と言いながら、みんな真剣でしたね。赤くて素敵なカーネーションがパッと咲き誇りました。完成した日には、お披露目会をしました。一人一人、どの部分を頑張ったか発表しました。お顔を頑張ったと言うお友達、カーネーションを頑張ったと言うお友達、そして「全部!」と力強く発表してくれたお友達と、様々でした。個性豊かで、ぬくもりを感じるプレゼントとなりました。これからも感謝の気持ちを大切にしてくださいね。この一年間、先生にとっても、Bぐみさんにとっても初めてのことがいっぱい待っています。楽しく仲良く、お過ごししていきましょうね。みんなとたくさんの経験を通して、一緒に成長していきたいです。一年間どうぞよろしくお願いいたします。 
 
(2008年5月27日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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