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Cぐみのお部屋から

担任 中川 美紀


 二月の下旬、幼稚園ではインフルエンザが発生。Cぐみのお友達も数名がかかってしまい、お家の方からは「お医者さんから、インフルエンザですの診断を受けました。しばらくお休みします」との連絡が相次ぎました。感染したお友達は、辛くてしんどいお時間を過ごしていたことでしょうね…。「○○ちゃん、早く元気になるといいね」「明日は、○○くん、幼稚園に来るかな?!」が毎日のように続いたみんなからのお声でした。ここへ来て、インフルエンザも終息。元気なお顔が戻ったCぐみさんです。やはり、元気なお顔・ニッコリ顔が一番ですね…。

 三月を迎えました。春の訪れです。今月一日には「もうすぐ春ですよ♪」を歌った『おひなさまの会』がありました。Cぐみさんは、オペレッタ【こびとのくつや】をお家の方達の前でご披露の日でした。オペレッタをご相談してきた日々には、先ほどのようにインフルエンザや風邪が流行。お休みのお友達もいた中でのオペレッタでした。しかし、お休みしたお友達の分もお心や力を合わせることもできたのでした。一回のお話が終わると「楽しかった!もう一回したい!」のリクエストがあり、毎日、二回ずつのオペレッタでしたよ(笑)。「お母さんに見てもらうの楽しみ!」と待ち望んでいた毎日。当日のステージもニコニコ顔で頑張ることが出来ました。たくさんの応援・拍手、ありがとうございました。そして、おひなさまの会が終わった後日は、役柄を交代してのオペレッタごっこを楽しみましたよ。お友達が演じた役・やってみたかった役に挑戦してみました。お友達のお言葉(セリフ)やダンスだったにもかかわらず、覚えていたみんなには、中川先生もびっくり(笑)。出番に備えたスタンバイ姿勢だったり、マイクを向けるとセリフが言えたり…には、拍手を送りたい中川先生でしたよ!とっても頼もしいみんなの姿でした。

 


 思い出せば、今年度当初の一学期。お顔にはまだまだ幼さが残り、お体も小さいみんなでした。お家が恋しくなり「お家に帰りたい…」と涙ポロポロのお顔だったり、お遊びのルールやお友達との関係でトラブルが続いたり…の連続でした。《みんなで・順番に》という言葉や意味を理解していくことを毎日の繰り返しの中で確信し合ってきました。やがて、新入園ぐみのお友達も幼稚園に慣れてくると、お部屋にも落ち着きが見られるようになりました。涙顔の登園はもう見られません。Dぐみさんから進級してきたお友達と新しいお友達。初めは一人遊びが多かったお友達にも、お友達同士でのお遊びが見られるようになりました。 
 二学期。大きな行事・運動会をきっかけにクラスとしての集団遊びが成り立つようになりました。みんなでゲームを楽しんだり、一つの遊びに挑戦したりが上手になった、Cぐみさん。お友達と力を合わせたり応援し合ったりがとっても上手になった、二学期でした。秋の収穫体験がたくさんあったように、実りいっぱいの毎日を過ごしたCぐみさんでした。
 そして迎えた、三学期。最近では、「四月になったら、Bぐみさんになる!」という話題が絶えません。Cぐみさんが終了・Bぐみさんに進級という嬉しさが湧き上がっている毎日です。四月からは、Bぐみさん。いよいよ、憧れのお二階クラス・黄色バッチです。ステキなお兄さん・お姉さんになってくださいね!          
(2008年3月21日 七尾幼稚園 Cぐみのお部屋から)

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