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Aぐみのお部屋から

担任 堀内 由佳

  秋風が心地よかった10月から、ピューっと吹く冷たい風から、だんだんと冬が近づいていることを感じる季節になりました。幼稚園のお庭の木々の葉っぱもキレイな赤や黄色に色づき、残り少なくなった秋の季節を感じる今日この頃。ほっぺを赤くしながら園庭で落ち葉拾いをしたり、『魔法のリスさんのドングリ拾い』をしたり、まだまだ秋の季節を楽しんでいるAぐみさんです。
 そんな秋の素材を使って、みそぎ児童館の文化展へ出展する共同製作の作品を作りました。まずは、松ぼっくりをキラキラビーズで飾り付け!ボンドをつけた松ぼっくりの上に、好きな色をお選びしたビーズをパラパラふりかけます。ボンドが乾くと透明になり、一層キラキラして、「かわいい〜!」「宝石みた〜い!」と、Aぐみさんの目もキラキラだったのでした。
 そして、お庭のキレイな葉っぱを見ながら、絵の具を使ってグラデーションの葉っぱ作りにも挑戦。いつもはパレットに絵の具を一色しか入れないのですが、今回は四色の絵の具を並べて入れ、水を含ませたスポンジ筆につけます。画用紙に塗ると、四色がキレイなグラデーションになり、「どうして!?」「すごいね〜!!」の大歓声が起こりました!!松ぼっくりと葉っぱを木の枝に巻き付け、秋の素材いっぱいの木が完成!!『ななおようちえん』の文字もドングリを並べて作りました。
 そして、作品が飾られているみそぎ児童館へおでかけにも行ってきました。「児童館ってどんなとこ?」と、ワクワクしながらいざ出発!!自分たちの作品を見たり、べっこうあめ作りを体験したり、たくさんのおもちゃやクイズで遊んだり・・・。「小学校に行ったら、毎日児童館に遊びに行きたいな〜♪」と、小学校への憧れがまた一つ出来たAぐみさんでした。

 『実りの秋』もたくさん体験しました。中でも、『リンゴ狩り』では能登島ではなく、初めて鹿島路のリンゴ園へ!「ここアルプラ行く道!!」と、お家の方と通ったことのある道も、お友だちと一緒だとまたワクワク!トンネルを通ったり、リンゴの木がたくさんある山道を登ったりと、道中も楽しむことが出来ました。リンゴ園に着くと、大きくて赤いリンゴがいっぱい!どのリンゴにしようかじっくりと選び、収穫した自分のリンゴ。大きさで選ぶ子もいれば、真っ赤なリンゴを選ぶ子など、収穫したリンゴを見せあいっこすることも楽しかったですね。
 リンゴ園の方に一口サイズに切っていただいたリンゴを大きなお口でパクッと試食。「あま〜い!」「もう一個食べる〜!」と、大喜びのAぐみさんでした。お帰りのバスでは、バスの揺れが心地よくグッスリ眠ってしまう子もいましたが、眠っていてもリンゴが落とすまいとしっかりと両手で持っていたお姿がなんだかわいらしかったですよ!(笑)

 収穫感謝礼拝では、たくさんのお野菜や果物をくださった神様に感謝しました。そして、おもちつき大会では、その実りを思う増分味わったAぐみさん。一人でおもちをついたり、あんこときなこをつけるお手伝いをしたり・・・。「これぼく作ったおもち!」「昨日持ってきたニンジン入ってる!」と、大満足のニッコリ笑顔で秋の実りを味わっていたAぐみさんでしたよ。

 さて、二学期も残りわずかとなってきました。もうすぐやってくる冬、そして待ち遠しい『クリスマス』。これからもいろんなこと、新しいことに挑戦していきたいと思っています!寒さに負けずに、元気いっぱいにお過ごししていきましょうね、Aぐみさん!!
             
(2007年11月30日 七尾幼稚園Aぐみのお部屋から)

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