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Dぐみのお部屋から

担任 堂脇真規子


 玄関の鈴虫さんたちもビックリの残暑?それとも夏が戻ってきた?というような今日この頃。Dぐみのお部屋には、7月8月9月と暑い季節を過ごしてきて、日に焼けチョッピリたくましくなったお顔が並んでいます。

 お友だちと共に幼稚園で過ごした今年の夏。前半の遊び一番のメインは、何と言ってもお庭での“水遊び”“泥んこ遊び”でしょう。 手洗い場にジャーッと響く水の音。手洗いがいつの間にか水遊びに!?ということも…。それならば、水着に着替えて思いっきり水遊び。「みて!カッコイイよー」「ピンクねんよー!」と、嬉しそう。密かに気になっていたプールバックを夏の間は堂々と持っての登園です。そして、いざ水遊びへ。水を含んだ泥んこの土の上を、裸足の足で歩く不思議な感触。手だけでなく、体やいろんな所に感じる水の感覚。最初は「イヤもん!」と金魚すくいコーナーや、しゃぼん玉コーナーがお気に入りだったお友だちも。でも、大きいお友だちの姿をそばで見るうちに、色々まねてみたりしていましたね。一人ひとり新発見!のお庭での水遊びでした。
 バスで行ったトウモロコシの収穫も貴重な体験に。背丈よりも大きい、畑のトウモロコシ。自分の手で取った感触を、Dぐみさんの小さな手は覚えているかな。お弁当の時にゆでたてを口にした時の、おいしかったこと!
 そして、後半に入るとまず夜の幼稚園にようこそ!と楽しく過ごした“夕涼み会”。いつもと違ったお顔の幼稚園を、ゲームをしたり、カラオケに加わったり、踊ったり、お家の方と共に楽しみましたね。
                      
 9月に入った後も楽しい経験は続きます。お庭の山ゴボウのむらさきの実を、自分の手で持ってちょっと握ると手はむらさき色に。お部屋の時間にみんなでその実を、水の入ったペットボトルに入れてみました。振ってみると、アッという間に魔法のように中の水はむらさき色。「ママに見せる!」とマイボトルを作って、おみやげにしましたね。
 


 のとじま水族館へ、秋の遠足にも出かけました。大きいバスに乗ってお友だちやお家の方と行く遠足は、また違った発見や楽しみもあったのでは、と思います。
 イルカジャンプ!がお気に入りで、幼稚園に戻った後も高く掲げたタンブリン目指してイルカさんに負けずにジャンプしていたDぐみさん。動きのある遊びへの興味も、ますます膨らんできました。

 そんな元気な姿を受けて、お部屋ではうんどうかいごっこが始まっています。『よーい、ドン!』の合図でゴール目指して走る、かけっこがお気に入りのDぐみさん。『よーい』ポーズ、みんな走った後の笑顔いっぱいの『バンザーイ!』ポーズがとてもステキです。Cぐみさんとのポンポン持っての『アイコトバ』ダンスも相談中。♪なんでもオーキドーキ♪大丈夫!大事なのは、それぞれが“楽しむ”こと。なかなかステキな言葉がいっぱい。元気いっぱいのDぐみCぐみさんにとても似合っています。当日は、お家の方にピッタリの姿もあるかと思いますが、色々なお気持ちを受け止めて楽しい時間を共有したいと思います。一緒にする楽しさを感じるうんどうかいごっこ。大事なのは“楽しむ”こと。それが魔法の『アイコトバ』なのです。日々の課程を大切に…と思っています。        
(2007年10月2日 七尾幼稚園 Dぐみのお部屋から)

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