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Bぐみのお部屋から

担任 甲部 真利子


  7月に入ってもまだ続いている『梅雨』の季節ですが、雨があがると雲の間からまぶしい太陽の光がお顔を出してくれるようになりました。晴れ間には大好きな園庭へ飛び出して、『梅雨』から『夏』への季節の移り変わりを身体いっぱいに感じながらお外遊びを楽しんでいるBぐみさんです。
 七月七日にあった『たなばたさまの会』。お部屋ではまず【たなばたものがたり】の絵本を読んで、七夕物語のキーワードとなるお言葉(織り姫、彦星、天の川)をご紹介しました。織り姫や彦星は馴染みがあった様なのですが【あまのがわ】というお言葉がなかなか出てこなかったBぐみさん。「織り姫と彦星が一年に一回だけ会える場所はどこですか?」の甲部先生の質問に「あ、が、の、がわ?」「あわのがわ!」などいろんな川の名前が・・・(笑)!何回か七夕クイズを繰り返す中で、お言葉がバッチリ!それ以来、みんなに七夕の質問をすると「織り姫、彦星、天の川!」と呪文のような(笑)自信満々のお返事が聞かれるようになったのでした!たなばたさまの会に向けて、【合奏】のご相談をしてきたBぐみさんのお部屋。♪へい!タンブリン♪という明るくて元気いっぱいのお歌に合わせて、合奏を楽しんできました。当日はドキドキしていたお友達・ワクワクしていたお友達、緊張のお顔・自信満々なお顔・得意気なお顔など様々でしたが、合奏を通してみんなでお心やお力を合わせることの楽しさを味わうことが出来ましたね!大好きなお家の方と一緒にした【花さき山】の手話のダンス。その花さき山のお歌がお気に入りだったBぐみさんは♪やさしいことひとつすると やまにひとつはながさく♪という歌詞に共感し、「今日、お母さんのお手伝いしたからお花咲いたかな?」などとお友達とのおしゃべりが大盛り上がりでした。そんな楽しい雰囲気の中で七夕に向けて期待を膨らませてきたBぐみさん。七夕へのお気持ちが高まり、期待がもっと膨らむように七夕飾りを作ったり、短冊の【お願い事】を考えたりしたBぐみさんのお部屋でした。ひらがなを一つ一つ確認しながら、自分の名前は自分で書き、お願い事を自分で考えて甲部先生にご相談。「大きくなったら・・・」の未来の夢や「○○が欲しい!」など身近な夢などたくさんのお願い事が聞かれました。自分の思いを相手に伝えることはとても大事!周りに流されずに自分の思いをしっかりお話ししてくれたBぐみさん。みんなのお願い事、きっと叶うことでしょう!

 先日、Bぐみさんにとって嬉しいニュースがありました!野菜のプランターのお水やりをしていたお友達から「ミニトマトが赤くなってるー!」との報告が・・・。「やったー!」と早速、Bぐみさんみんなでミニトマトを収穫しました。ミニトマトの他にもなすやピーマン、枝豆の成長にも大喜びのみんなでしたね!そして、収穫したミニトマトをみんなで分け合って少しずつ食べてみました。自分達でお世話してきただけに、ドキドキだったのは味・・・。「大きな口開けててね!」の甲部先生のお声にガバッと大きなお口を開いていたBぐみさん。一人づつ、ミニトマトをお口にいれてあげると「おーいしー!」の大歓声!「何でこんなにおいしいの?」とつぶやいていたお友達もいました(笑)。成長・収穫の喜びをしっかり感じることが出来た時間となりましたね!
 早いもので一学期が終わりを迎え、季節は夏。夏ならではの体験・経験で更に成長したみんなの姿を甲部先生は楽しみにしていますよ!暑さに負けずに、思いっきり夏を楽しみましょうね!   
(2007年7月28日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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