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Cぐみのお部屋から

担任 中川 美紀


  四月五日。七尾幼稚園の二〇〇七年度が始まりました。新しく七尾幼稚園にお迎えしたお友達と、Dぐみさんから進級してきたお友達が合わさり、Cぐみさんのお部屋がスタートしました。男の子が十四名、女の子が七名のクラスです。顔ぶれを見ると男の子パワーが勝るクラスではありますが…(笑)。お胸に付いたお名前バッチは、かわいいピンク色。それぞれに「ピンクバッチ、嬉しいなぁ〜」の四月を迎えました。

 初めての幼稚園。新しい環境に飛び込んだお友達は、お母さんや大好きなお家の方とのお別れに涙の登園となりました。「お母さんに会いたい・・・」「お家に帰りたい・・・」そんな姿がありましたね。しかし、みんなの頑張りや「行ってらっしゃい!」と送り出して下さるお家の方々のご協力により、涙顔の登園も次第に減少。数日の後には「おはようございます」のニッコリ顔で幼稚園に来てくれるようになりました。四月は幼稚園内の探検をはじめ、お約束やルールの確認したり、お道具類の使い方説明…のお時間を過ごしました。初めての体験やドキドキをたくさん体験したみんなでしたが、五月を迎えた今では、もうすっかり◎のお顔です。これから、お友達や先生達と楽しく・元気な毎日を過ごしていきましょうね!

 一方、進級ぐみのお友達からは「ピンク色バッチになった!」「一つお兄ちゃん・お姉ちゃんになった!」との張り切り顔が見られました。これまでは一番小さなお友達として過ごしてきたみんなも、新しいお友達が加わったことで先輩的な存在。ホールの時間の並び順番では、「わたし、先頭さんする!」と大張り切りに引き受けてくれたり、お弁当時間のお手伝いをしてくれたり…と、とっても頑張ってくれています。「Cぐみさんになったら行くんだよね〜!」と楽しみにしていた《スイミング》もいよいよ始まり、ますます大張り切りぶりがうかがえます…(笑)。これからもニコニコ顔でお遊びしていきましょうね!

 五月の声を聞く頃、お部屋では『こいのぼり製作』をしました。先生のお話(説明)を聞くみんなのお顔は真剣そのもの。ハサミで切る・のりで貼る、といった作業も頑張ってくれたみんなでしたよ。出来上がったこいのぼりをかかげ、お歌を歌ったCぐみさん。お庭に出て、風に泳がせてあげました。初めて作った自分のこいのぼり。出来た喜びに、笑顔いっぱいのCぐみさんでしたよ。
 五月二日。七尾ではお祭り・青柏祭を迎えようとしていました。この日、CDぐみさんは初めてのお出かけを体験しましたよ。園バスで魚町・府中町・鍛冶町を回り、三台のデカ山を見てきました。「大きいね〜!」「すごいね!」とお目めパチクリだった、みんな。「エンヤ〜!」のかけ声で木遣り歌にも触れ、七尾のお祭りムードを楽しんだCぐみさんでした。

 五月にはもう1つ、作品作りをしたCぐみさん。大好きなお母さんにお渡しする『母の日のプレゼント』をご相談しました。「お母さん、喜ぶね♪」とニコニコ顔のお時間でしたよ。お母さんのお顔を描いたお絵描き。一人ひとりのお母さんが目に浮かび上がってくるような、ステキな絵でした。

 いろんな体験やお遊びを通し、この一年を楽しく元気いっぱいに過ごしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 
(2007年5月28日 七尾幼稚園 Cぐみのお部屋から)

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