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Aぐみのお部屋から

担任 堀内 由佳

 
 『秋にキレイな色を見せてくれた木々の葉っぱも落ち葉になり、いよいよ寒い冬がやってきました。たくさんの実りや収穫を体験した秋。11月17日には、その実りを下さった神様に感謝する『収穫感謝礼拝』がありました。お部屋では、とっても長い「さわのゴボウ」と背比べ大会をしました。最初は「絶対僕のほうが大きい!」と自信いっぱいだったお友だちも、実際横に並んで見ると、その大きさにさらにビックリ!大会の結果、ゴボウと同じくらいの身長だったのは二人でしたよ!
 翌日の18日には、楽しみに待っていた『おもちつき大会』がありました。大きな杵を持ってもち米をペッタンペッタン。中には、「一人でするからお父さん見てて!」と、一人でおもちをついていたお友だちも・・。つき終わったあとのお顔、一人でできた喜びと自信でいっぱいのニッコリ笑顔でしたね!おもちをついた後は、おもちにきな粉とあんこをつけるお手伝いにも挑戦しました。つけることが難しかったあんこも、慣れてくるとコロコロ転がしながらまん丸お団子に。張り切りすぎて、野球ボール程の大きさにまでしたお友だちもいましたね!前日に持ってきたお野菜のたくさん入っためった汁と一緒に、秋の実りをおいしくいただきました。「おかわり〜!」と、元気なお声がたくさん聞かれたおもちつき大会でした。

 『芸術の秋』も味わってきたAぐみさん。七尾美術館へ「イタリア・ボローニャ絵本原画展」を見に、お出かけに行ってきました。
 今回はDぐみさんと一緒にお出かけということもあり、いつも以上にドキドキしていたAぐみさん。バスを降りると、Dぐみさんとしっかり手をつなぎ、Dぐみさんの歩く速さに合わせながら館内へ。絵を見ながら「これ大きなミミズだよ!」「お魚さんおるね!」と、優しくお話したり、階段を下りるとき、Dぐみさんが転ばないように、手をしっかり握りゆっくり降りていたりと、頼もしいAぐみさんのお姿がたくさん見られました。「いろんな動物さんいたね!」とニッコリ笑顔のDぐみさんを見て、嬉しそうだったAぐみさん。今回のお出かけで、責任感を改めて実感し、一回りも二回りもお兄ちゃん、お姉ちゃんになったように感じます。
 『クリスマス会』に向けて、ページェントや合奏のご相談をしました。自分のしたい役や楽器に何人ものお友だちが手を挙げることもあります。「この役を絶対したい!」という自分の気持ちや、同じようにしたいと思っているお友だちの気持ちを両方考えながらのご相談だったので、たくさんの時間をかけてお話し合いをしました。お互いのお気持ちを何度も話し合い、「やりたかったけど、我慢する!」と、お友だちも自分と同じようにしたいんだということ受け入れ、「譲る」というお気持ちをもつことができました。このご相談を通して、お友だち同士のつながりが、さらに深まったように感じます。
 また、『ハンドベル』という新しい楽器にも挑戦中です。一人一つの音を担当し、同じ楽器をみんなで演奏するという、今までしたことのない挑戦に、やる気いっぱいのみんなです!自分の担当の音を同じパートのお友だちと練習し、みんなで合わせたときにキレイな曲になったとき、「やった〜!!」「もう一回しよう!」と、大喜びでした。
 さらに、クリスマスプレゼントの『クリスマスブーツ』も制作中です。クリスマス会に向けていろんなことに取り組んでいるAぐみさん。みんなの頑張っているステキなお姿、きっとお空からサンタさんが見てくれていますよ!お友だちとお力を合わせて頑張ることの楽しさ、出来たときの喜びを感じながら、クリスマス会に向けて、いろんなことに取り組んでいきましょうね。 
    
(2006年12月15日 七尾幼稚園Aぐみのお部屋から)

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