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Aぐみのお部屋から

担任 堀内 由佳

 『秋の実りや収穫を体験しよう!』と、一〇月三一日に、七尾東雲高校へ白菜を収穫に行きました。「大きい白菜とってくる!」と、バスの中から大張り切りだったAぐみさん。しかし、高校に到着し、いざ白菜畑に行くと、その白菜の大きさに「先生、やっぱり持てんかも・・」と、小さなお声でお話してくれたお友だちもいました。でも、白菜の取り方のお話を聞いているうちに「早くしてみたい!」の、やる気いっぱいのお顔に変わり、高校生のお姉さんとお力を合わせて取った白菜を両手に抱えながら、「重たいけど持てた〜!」と、ニッコリ笑顔を見せてくれました。白菜を収穫したあとは、バスで大根畑へ移動し、大根の収穫も体験しました。その日のお帰りには、白菜と大根の入った大きい袋を自分たちで持ってお帰りしたAぐみさん。あまりの大きさと重さに少し心配だった堀内先生でしたが、「頑張って持ってく!」という、自信いっぱいのお顔を見て、とても頼もしく感じました。翌日は、「昨日お鍋食べた〜!」のお話で持ちきりでしたよ!

 十一月八日には、秋の果物であるリンゴの収穫にも行ってきました。前日まで強風や強い雨が降っていたため、「リンゴ狩り行けるかな?」と、心配だったのですが、「明日絶対晴れますように!」のみんなのお気持ちがお空に通じたのか、当日は雨も風もない、いいお天気に!ウキウキワクワクしながら、いざ能登島のりんご園へ出発!バスの中で、どんなリンゴを取ればいいかのお話をしていると、「チップとデールが食べたリンゴは穴開いてるからとっちゃだめねんよ!」と、かわいい発言も・・・!りんご園に到着すると、前日の強風にも負けず、赤く実ったリンゴがたくさん木になっており、「いっぱいリンゴある!」と、大喜びでした!りんご園の中を探検したあとは、いよいよリンゴ狩りスタート!赤くて大きいリンゴを探し、くるっとひねって収穫しました。自分で収穫した真っ赤なリンゴを、とっても嬉しそうにお友だち同士で見せあいっこしていましたよ!落としたらリンゴがボコボコになってしまうとあり、両手で大事に大事に持ちながら、リンゴを食べるため建物まで移動しました。一口の大きさに切ったリンゴを「あ〜ん!」と、大きく開けたお口でパクッ!「おいし〜い!」「もう一個食べたい!」のお声がたくさん聞かれました。リンゴの木の下で集合写真も撮り、大満足でりんご園を出発しました。帰りのバスの中では、疲れてしまってウトウトしながらも、しっかりとリンゴを持っていたAぐみさんなのでした。普段食べている野菜や果物がどのように実っているかを実際に目で見て、自分たちで収穫をし、味わうことで、実りの秋を体感することができたのではと思います。

収穫だけでなく、小丸山公園へ落ち葉拾いをしに、お出かけもしてきました。拾ってきた落ち葉を園庭にばらまき、キレイな落ち葉を探したり髪飾りにしたりと、秋にしかできないお遊びも楽しんでいます。これからも、寒さや風邪ひきバイキンに負けずに、元気いっぱいお過ごししていきましょうね! 
    
(2006年11月27日 七尾幼稚園Aぐみのお部屋から)

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