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Cぐみのお部屋から

担任 中川 美紀


 四月六日。七尾幼稚園の二〇〇六年度が始まりました。新しく七尾幼稚園にお迎えしたお友達・七名と、Dぐみさんから進級のお友達・十名が合わさり、Cぐみさんのお部屋がスタートしました。入園を迎えたお友達、進級して一つ大きくなったお友達。それぞれに「おめでとう!」の四月を迎えました。

 初めての幼稚園。新しい環境に飛び込んだお友達は、お母さんや大好きなお家の方とのお別れに涙顔がありました。「お母さんに会いたい・・・」「お家に帰りたい・・・」そんな涙がありましたね。しかし、みんなの頑張りや「行ってらっしゃい!」と送り出して下さるお家の方々のご協力により、涙の登園も次第に減少。「おはようございます」のニッコリ顔で幼稚園に来てくれるみんなとなりました。四月は幼稚園内の探検をはじめ、お約束やルールの確認したり、お道具類の使い方説明…のお時間を過ごしました。これから、お友達や先生達との楽しく・元気な毎日を過ごしていきましょうね!

 一方、進級ぐみのお友達からは「ピンク色バッチになった!」「一つお兄ちゃん・お姉ちゃんになった!」との張り切り顔が見られました。これまでは一番小さなお友達として過ごしてきたみんなも、新しいお友達が加わったことで先輩的な存在になりました。泣かないで頑張れるかな・・・?一人で挑戦してみることができるかな・・・?困っているお友達には、お手伝いをしてあげられるかな・・・?などなど。中川先生は、それぞれのお友達の姿を思い、これから一年間のみんなの成長を願ったのでした。


 小丸山公園の桜が満開を迎えた頃、C・Dさんは『お花見の散歩』に出かけました。幼稚園のお庭を出て、公園坂道へ…。ここは、タンポポがたくさん咲いていました。公園坂道を上がって行けば、そこは、桜のトンネル。「お花、きれいだね〜!」と元気いっぱいに歩いてきましたよ。もちろん、「先生、抱っこして〜!」や、涙のお顔もなく。初のお散歩も大成功のCぐみさんでした。花びらが風に舞う様子には、ニッコリ顔。〈花びらのお土産〉も大好きなお遊びでしたね…。
 五月の声を聞く頃、お部屋では『こいのぼり製作』をしました。先生のお話(説明)を聞くみんなのお顔は真剣そのもの。ハサミで切る・のりで貼る、といった作業も頑張ってくれたみんなでしたよ。出来上がったこいのぼりをかかげ、お歌を歌ったCぐみさん。お庭に出て、風に泳がせてあげました。初めて作った自分のこいのぼり。出来た喜びに、笑顔いっぱいのCぐみさんでしたよ。五月二日。二回目のお出かけとなったこの日には、鍛冶町・府中町・魚町を回り、三台のデカ山を見てきました。「大きいね〜!」とお目めパチクリだった、みんな。「エンヤ〜!」の木遣り歌にも触れ、七尾のお祭りを楽しんだCぐみさんでした。


 季節は春から緑が眩しい新緑の季節へ…。いろんな体験やお遊びを通し、これからも楽しく過ごしていきたいと思います。一年間、どうぞよろしくお願いいたします。 
(2006年5月29日 七尾幼稚園 Cぐみのお部屋から)

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