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Bぐみのお部屋から

担任 岡本 亜沙


  二月二十五日、おひさまがお顔を出して、暖かい中『おひなさまの会』がありましたね。お家の人達がたくさん来ていてちょっと緊張しているようでした。でも、かっこいい衣装やかわいい耳をつけて、みんなにっこにこなお顔で、元気いっぱいオペレッタ『白雪姫』をしてくれました。
 みんながあんなにより楽しくできたのも、お母さん達が衣装や幕を作ってくださったのもありますね。ありがとうございました。

 けれど会の当日は、残念ながら一人お休みしていて、全員そろって出来なかったのです。 会が終わり、お部屋の時間にお休みのお友達がそろって、もう一度オペレッタごっこをしてみることに…。みんな、もう一度出来ると分かって、「やった〜」と大喜び。会が終わり、緊張がほぐれたように、にこにこ顔でしてくれました。なんだか、前より上手になっているような…。終わった後、「もう一回した〜い」「またやろう」と言ってくれて、オペレッタを気に入ってくれたんだな〜と改めて思いました。最近は、時々お始まりの時に、オペレッタで使われた曲が流れるのです。みんなその曲を聴くと、お歌を歌いながらまた、ダンスしながらお片づけをします。しかも、さすがBぐみさん、他のお部屋のオペレッタのダンスも、所々覚えていて、みんなで元気いっぱい踊っているのです。まだまだ、オペレッタがお心の中にあるのですね〜。

 そんな会が終わって、だんだん暖かい日が多くなってきたこの三月。Bぐみさんが、お庭で遊んでいる時、あるものを蘭子先生が見つけてくれました。それは、「ふきのとう」。暖かくなり、春の準備をして顔を出してきたのです。最初見つけてもらった時、あるお友達が「ブロッコリー」と言っていたのですよ。ん〜確かに、似ているかも…。お土産にもらって、にっこり。そして、もう一つ一足先に、春の準備をしているものを見つけてきました。それは、「つくしんぼ」。幼稚園の駐車場の下に、なんとちょこっと小さく頭を出していたのです。みんなそれを見て、「ちいさ〜い」と言いながら、大きいのがないのか探していましたよ。中には、大きいのものが…。一人一本ずつ穫ってお土産に。少し早い春探しににっこりと、大満足なお顔をしていましたよ。
 そのとってきた、つくしんぼをみながら、三月の製作につくしんぼを折り紙で作りました。みんな、とってきたつくしんぼを見比べながら、「長〜いの作る〜」と、折っていました。出来上がったつくしんぼは、暖かな春の中、頭を出している素敵な物になりました。Bぐみさん、また暖かくなったら、今度は大きくて、長いつくしんぼや春からの贈り物をいっぱい見つけてね。

 そんな3月、Bぐみさんは、Aぐみさんのお部屋にご招待されて、素敵な物を見せてもらいました。それは、Aぐみさんの作った共同製作『おかしの家』。みんなおいしそうなおかしの家を見て、大はしゃぎ!キラキラとした目で、お家の中に入って、中を吟味していました。ひょっとして、次は自分達が作るのだと、見ていたのかな?
 さぁ〜もうすぐBぐみさんが、今度Aぐみさんですね。幼稚園で一番大きなお友達なるみんな、新しいお友達・小さなお友達に、みんなが教えてもらったよういろいろ教えてあげてね。Aぐみさんのお別れ会に向けて、今元気いっぱい合奏を楽しんでいます。今回は、お友達が指揮をします。そして、岡本先生が伴奏をひきます。みんなでお心を込めて、Aぐみさんにプレゼントしようね。

 最後に私事になりますが、この三月をもって七尾幼稚園を退職し、金沢に戻ることにいたしました。皆さん、三年間ありがとうございました。子ども達やお家の方達みんなに、たくさんの事を教えて頂きました。本当にありがとうございました。  
(2006年3月16日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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