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Cぐみのお部屋から

担任 中川 美紀

 昨年十二月。暖冬と言われていた冬のハズが、一面の銀世界。銀世界という表現ならまだステキですが、一面のドカ雪。確か、七尾幼稚園のクリスマス会を迎える当日だったと思いますが、朝起きてみて、ビックリ…。まず、「車、出せるかなぁ…」を心配した中川先生でした。家の駐車場からは何とか出せたものの、次は幼稚園までの道のり。「今日は、クリスマス会なのに…」と車を走らせました。当然、幼稚園の玄関前・駐車場も大変な積雪。登園と同時に、スコップを持っての除雪作業となりました。大人達にしてみれば「もう、うんざり…」の雪も、子ども達にとっては「やったぁ〜!」と大はしゃぎ。今年の冬は、たっぷりと雪遊びを楽しむことが出来ました。

 お空の晴れ間を見計らって、お外に出たCぐみさん。それぞれ思い思いに雪遊びを楽しんでいました。ソリ滑り・雪だるま作り・かまくら。雪合戦に、雪ウサギ作り…。絵の具を溶かしたお水をシロップに見立て、『かき氷やさんごっこ』もしました。【雪っておもしろい・雪って冷たい・雪が解けるとお水になる】など、いろんな体験や発見もできたお時間でした。「お片付けの時間だよ〜!中に入るよ!」のお声掛けをしてもまだまだ遊び足りなさそうなお友達がたくさんいた、Cぐみさんでした。

 「この雪って、いつになったら解けるんだろう…?いつになったら、お庭の地面が見えるんだろう…?」と毎日園庭を眺めていたのですが、やはり、二月も下旬。先日のポカポカ陽気の気温とも重なり、雪も一気になくなってしまいました。ふきのとうがお顔を出し始めたという話題も聞かれ、春の足音は着実に近づいているようです。「もうすぐ春ですよ〜♪」を知らせてくれるように、幼稚園2階の多目的ホールには、おひな様が飾られました。おひな様の見学ツアーに行ってきた、Cぐみさん。雛壇を前に「きれ〜い!」「おだいり様、かっこいい!」と感動がいっぱいでした。烏帽子・冠・勺・扇子。難しいお言葉やお人形の呼び名も言ってみたり…。おひな様クイズにも◎のお答えが返ってきました。今では、すっかりパーフェクトのみんなです(笑)。お部屋では、おひな様作りに挑戦。きれいな和柄の折り紙に「おひな様の着物、こんなんだったね〜!」と喜んだり、「烏帽子、勺、扇子…」と思い出しながら貼り付けてくれたお友達もいました。とってもかわいい表情のおだいり様とおひな様。「二人並んで、すまし顔〜♪」がピッタリのおひな様製作でした。

 製作と同時進行に、オペレッタのご相談が始まりました。今回のお話は『ありときりぎりす』。お言葉(セリフ)はもちろんのこと、かわいらしいダンスや大好きなお歌がたくさん出てきます。みんながこのお話を喜び、毎日のオペレッタごっこを楽しんでくれたことに、中川先生は嬉しさを感じました。五月の保育参観から始まり、夕涼み会のうちわ製作に至った今年度Cぐみさんのテーマ:チョウチョ。二十五日に迎える『おひなさまの会』では、働き者のアリさん、陽気なミュージシャン・きりぎりすさん。それに、虫の仲間達が加わり、楽しいステージに仕上がりました。みんなで頑張ります。どうぞ、応援して下さいね!       
 
 
(2006年2月22日 七尾幼稚園 Cぐみのお部屋から)

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