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Bぐみのお部屋から

担任 岡本 亜沙


  1月。みんな「あけましておめでとうございます」と、大きなお声で元気いっぱい幼稚園に登園してくれました。ホールのお時間には、コマ回しやはねつきといったお正月遊びがご紹介され、Bぐみさんは、「早く遊びたいな〜」と言っているような目で見ていましたよ。
 そのお正月遊びの一つ、カルタを早速お部屋の時間に遊びました。カルタはいつも使っているカルタではなく、『ジャンボカルタ』を使いました。誰よりもたくさんとるのだと、真剣な目でカルタをじーっと見つめていました。カルタを見つけると何人ものお友達が、我先にと飛びかかって来て熱い戦いをくり広げていましたよ。なかなか取れなくて、「とれな〜い」とがっかりなお顔になった時もありましたが、強いお心であきらめず、さらに目を大きくして、カルタを取ろうとしていました。とっても真剣なお顔でした。とれた枚数はそれぞれでしたが、終わった後はみんな満足そうなお顔でした。そして、「またやりたい!」というお声が聞かれました。そのお顔から楽しかったんだな〜と思いました。また自由遊びの時にはカルタだけではなく、すごろくやはねつきというお正月遊びにもチャレンジしたBぐみさん。2月に入ってもまだまだ人気があるお遊びです。みんなで楽しんでいきましょうね。

 そんな1月。Bぐみさんにとって、嬉しいことがありました。それは、「一日入園」。4月から新しいお友達が来るだけでなく、一日だけAぐみさんになれる日。みんなその事を知って、Aぐみさんのお部屋に入れることを心待ちにしていましたよ。そして、今年は特別なことが…。今までは、Aぐみさんだけがしていたのですが、今年はBぐみさんも小さいお友達をお迎えするお店屋さんのお手伝いをすることになったのです。そのご相談をした時、Bぐみさんの目はキラキラと輝いて、とっても嬉しそうに、やる気満々でした。
「おめんや」「くじびきや」「おもちゃや」「あめつりや」などの担当に分かれました。自分の担当が決まると嬉しそうでした。決まった後に確認の為に「お面屋さんする人」と聞いてみました。そしたら、「はい」と天まで手が届くのではないかというぐらい、手を挙げていましたよ。
 一日入園には、自分の兄弟が来たり、知っているお友達が来たりと、みんなワクワクしながら小さなお友達にいろいろ教えてあげようと気にかけていましたよ。そのお姿は、頼もしいお兄ちゃん・お姉ちゃん。お帰りの時間を終えて、Bぐみのお部屋に戻ってきたみんなのお顔は、緊張がとけてほっとしたお顔でした。でも、それぞれのお顔は満足そうでした。4月から新しいお友達が来たら、また一緒に遊んであげたり、いろいろ教えてあげてね。

 そして、2月。お部屋でおひなさまの会に向けて、オペレッタごっこを始めました。ご相談の結果、みんながよく知っている「白雪姫」のお話をすることにしました。
 オペレッタ用にご紹介したお歌もダンスもみんな気に入ってくれて、お弁当の時お歌を流していると、踊ったり、替え歌にして歌っているお友達もいます。みんなにこにこと楽しんでいます。
 合奏のお歌はオペレッタでは歌わない「ハイ・ホー」に…。ディズニーアニメで小人さんが歌う「ハイ・ホー」がとってもお気に入りだったBぐみさん。小人の事を「ハイ・ホー」と呼んだりしています。「ハイ・ホー、ハイ・ホー、仕事が好き〜」と歌ったり、ディズニー体操のお歌になったりと、のりすぎてしまうこともありますが、みんなが元気いっぱい歌っているます。
 おひなさまの会当日もみんなで、元気いっぱいしたいと思います。お楽しみに。
(2006年2月22日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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