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Cぐみのお部屋から

担任 中川 美紀

  
 
 『秋』。秋と聞いて皆さんはどんな『秋』を想像されますか…?《スポーツの秋・実りの秋・食欲の秋・芸術の秋》etc、いろんな秋がありますね…。Cぐみさんも、いろんな秋を体験しました。そんな体験をご紹介したいと思います。
 まずは、十月。スポーツの秋です。一日には運動会が行われました。お外のお天気とは対照的に、みんなの笑顔は晴れ晴れ。「頑張るぞ!」のポーズも決まり、全力疾走で頑張ってくれました。あいにくの雨で、ホールの中でのご披露となりましたが、ポンポンを持ってのダンスもかわいらしかったですね。パン食い競争では、大きなお口を「あ〜ん」。お腹がすいてきたお時間とも重なり、毎年、一番人気の競技です。「運動会で、一番楽しかったことは?」をインタビューすると、今年度のCぐみさんでもこのパン食い競争が一番でした。お父さん・お母さんと一緒に楽しんだ大玉ころがし。いつも以上のステキな笑顔が見られましたね。

 実りの秋では、『いもほり遠足』と『りんご狩り』に行ってきました。今年のおいもは例年に比べて、やや小振り。しかしそれでも「先生、あったよ〜!」と自分たちで掘るおいもにニコニコ顔のCぐみさんでした。翌日は、そのおイモでの『やきいも大会』。「おいしいね〜」の笑顔が広がっていましたよ。
 「おいもは、土の中にあったね。じゃあ、りんごは、どこになっているでしょうか?」のクイズをしながら向かった、りんご園。初めは「木!」という自信たっぷりのお声が響いていたのですが、りんご園が能登島ということで、みんなが乗ったバスは、一路、能登島大橋へ・・・。ところが、能登島=水族館のイメージが強いみんなにとっては、「?・?・?」のお顔でした。「なんで、こっちの道行くが?」「りんごって、どこになるぅ…?水族館?」「でも、水族館には、りんごないよ!」の急展開になってしまったのでした。「じゃあ、りんごは諦めて、今日は、ドライブだけで幼稚園帰ろうか…?」の中川先生。「・・・」。あの時のバス車内での沈黙といったら・・・。皆様にもお見せしたかったです(中川先生・大爆笑)。
 そんなやり取りが続く中、バスはりんご園に到着。「りんご、なってる!」「ほら、やっぱり、木だった!」というみんなの声やお顔は、安堵でいっぱいでした(みんな、ゴメンね)。正解はもちろん、《りんごは、木に実る》。枝々に実るたくさんのりんごに「すごいね!」「どれにしようかなぁ」「おいしそう」とたくさんのお声が上がっていました。たくさんの実りを下さった神様に、感謝です。

 そして最後は、芸術の秋。芸術と言うと、ちょっとカッコ良すぎるのですが、今月のCぐみさんは、絵本を基にお遊びを展開してみました。〔オオカミと七匹の子ヤギ〕の鬼ごっこを楽しんだり、〔わたしのワンピース〕でデザインごっこをしてみたり…。子ども達の豊かな想像力と感性には、中川先生も驚きと新しい発見がありました。そして、先日のりんご狩りの楽しい体験を残そうと、製作に挑戦。今回初めて、『えのぐ』を使っての作品が出来上がりました。真剣なお顔・喜びいっぱいの笑顔。また楽しいお時間でしたよ。(幼稚園のホームページ・蘭子先生のプログも合わせてご覧下さい)

 風が冷たく感じられ、朝晩もめっきり冷え込んできました。季節が冬へと向かっています。今年最後となる一ヶ月。十二月も楽しく過ごしていきましょうね!Cぐみさん。
      
 
(2005年11月30日 七尾幼稚園 Cぐみのお部屋から)

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