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Cぐみのお部屋から

担任 中川 美紀

  
 
 『空梅雨』かと思われていた日々でしたが、七月を迎える頃には、雨続きの毎日となりました。ちょっぴり遅い梅雨がやってきました。Cぐみさんのお部屋では、てるてる坊主が飾られ、夏のお日様がお顔を出してくれるのを待っています。

 七月二日。この日、幼稚園では『たなばたさまの会』がありました。C・Dぐみさんがご披露したダンス《風のおはなし》はいかがでしたでしょうか?お家の方がたくさん応援に来て下さり、ちょっぴり緊張のお顔も見られましたが、みんなでご披露することができました。お手てに付いたお星様も輝き、ニッコリ顔のダンスでしたね・・・。
 これまでのダンスならば、AぐみさんやBぐみさんがみんなのことをリードしてくれていたのですが、今回は、Cぐみさんがお兄ちゃん・お姉ちゃんとなって小さなDぐみさんを入れてあげました。ダンスが一曲終わると「もう一回したい!」と決まってリクエストの声が挙がり、毎日、二回ずつは踊っていたみんなでしたよ(笑)。テレビ番組[おかあさんといっしょ]でお馴染みの曲ということもあり、「キラキラキラひかる風〜♪」と大合唱のダンスでした。

 ダンスのご相談と同時進行に、お部屋では笹に付けるお飾り作りをしました。お星様・お魚・五色の短冊・ロケット。お友達同士で教え合う場面が見られたり、自分でも頑張ってみようとしている姿が見られたり・・・がありました。「簡単だったよ〜!」「おもしろかったよ!」というお声も聞かれ、それぞれがステキなお飾りに仕上げてくれました。みんなが聞かせてくれた短冊のお願い事。織り姫さまと彦星さまの想いが叶えられたように、みんなからのお願い事も神様に届くといいですね・・・。




 早いもので、七月も半ばを迎えました。今年度の一学期が、まもなく終わろうとしています。

 四月。このCぐみさんのお部屋がスタートしました。ピンク色バッチになり、大張り切りだったお友達・お家に帰りたくて大泣きしたお友達・おトイレの失敗でお土産を持ち帰っていたお友達がいました。まだまだ涙の連続も・・・。新学期ならではの光景が毎日のように見られました。
 五月。少しずつ幼稚園の生活にも慣れてきたみんな。元気いっぱいの声がお部屋中に響きました。“初めて”という体験にもたくさん出会ったCぐみさん。驚きや感動を通し、楽しいお時間を過ごすことができました。
 六月。お友達との関わりやつながりを楽しむようになったみんなには、“集団遊び”が見られるようになりました。ルールやお約束があるお遊びやゲームにも挑戦でした。一人ひとりのお心が大きくなったことを実感できました。
 そして、七月。こうして一学期を過ごして来たみんなを見ると、何だかとっても大きくなったように感じられます。次の二学期には、またどんな成長や頑張りを見せてくれるのでしょうか・・・?


 この後には、夏休みが始まろうとしています。ケガ・事故・病気には十分注意をし、楽しいお休みを過ごしてほしいと思います。「中川先生!あのね・・・」のお土産話を楽しみにしていますよ。また、元気なお顔で会いましょうね!Cぐみさん。


(2005年7月19日 七尾幼稚園 Cぐみのお部屋から)

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