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Aぐみのお部屋から

担任 甲部真利子




 6月が終わりを迎え、まぶしい太陽やステキな青空が広がる7月がやってきました。
 梅雨の名残でまだ少しすっきりしない天気が続いていますが、そんな天気も跳ね飛ばすかのように毎日元気いっぱいにお遊びをしているAぐみさん。「夏が早く来ないかなぁ・・・」と大好きな夏を楽しみにしている声があちらこちらから聞こえてきています。夏の季節のいろんな体験・経験を通して、太陽に負けないくらいにキラキラと輝くステキな姿をたくさん見せてくれそうなAぐみさんです。

7月2日にあった『たなばたさまの会』、いかがだったでしょうか!?初めて触れる新しい楽器♪ハーモニカ♪に挑戦したAぐみさん。「Aぐみさんだから頑張らなくっちゃ!」の頼もしいお声が聞こえたのでした。
 まずは音階(ドレミファソラシド)のお話を聞いて、覚えることからのスタート!ドの階段を登ったら、次はレの階段で、次はミ・・・とみんなで音階を覚えながらハーモニカに挑戦したのでした。音階のお話に興味津々で、お友達と音階を言い合ったりしながら、得意気なお顔を見せてくれたAぐみさん。最初はうまく音が出なくて、「もうしたくない・・・」「出来ない・・・」のお声が聞こえることもしばしばありましたが、誰一人途中で投げ出したりせず、最後までハーモニカのステキな音を楽しみながらみんなで頑張ることが出来ました。
 お友達の頑張りに共感し、〈出来なくてもあきらめずに挑戦してみよう!〉とみんなの強い気持ちがとても嬉しかった甲部先生。自分が出来てもそれで終わりではなく、出来なくて困っているお友達にお声を掛けて助けてあげたり、教えてあげたりしているお友達の姿も・・・。ハーモニカに挑戦したことを通して、みんなでお心を一つにして頑張ることの大切さ・楽しさ・嬉しさなどたくさんのことを味わうことが出来たAぐみさん。これからもみんなでお心を一つにしていろんなことに挑戦していきましょうね!

七夕といえば『ねがいごと』。Aぐみさんは短冊を自分で頑張って書きました。ひらがな表とにらめっこしながら、真剣な表情で取り組んでいたみんななのでした。これを機に文字に興味を持ち始めたAぐみさん。その興味を更に膨らませていって欲しいと思います。みんなのお願い事、かなうといいね!

 毎日お水をあげて、育てているベランダのプランターの野菜達。6月にはお花が咲いたり、野菜の赤ちゃんが出来たりとたくさんの発見・驚きをみんなで味わってきました。7月に入り、大きく成長した野菜を見て「野菜が出来たー!」と目をまん丸にして教えてくれたAぐみさんなのでした。みんなで収穫したきゅうり・ミニトマト・ピーマン。収穫後食べてみたのですが、毎日お世話して自分達で育ててきた野菜なだけにおいしさも格別!なんだか食べてしまうのがもったいなくてなかなか口に入れられなかったお友達も・・・。成長・収穫の喜びを身体でしっかり感じることが出来ましたね!

 一学期も終わりを迎え、Aぐみさんの一学期の締めくくりは七月十七日、港祭りのチビッコカーニバル。七月になってから、Aぐみさんはそのチビッコカーニバルで踊る『よさこい』をみんなで一緒に楽しみながら、毎日汗びっしょりになって頑張ってきました。チビッコカーニバル、楽しい思い出になりましたね、Aぐみさん!

 

 よさこいが終わって、いよいよお楽しみの夏休みがやってきます。夏休み中も『おとまり会』『夕涼み会』と楽しいことがたくさん待っている幼稚園。夏に体験・経験したみんなのステキなお話、甲部先生は楽しみにしていますよ!みんなで夏を思いっきり楽しんでいきましょう!
(2005年7月19日 七尾幼稚園Aぐみのお部屋から)

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