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職員室から

事務主事 釜土蘭子


    春の遠足の時、七尾幼稚園の集団に混じって、若い男性が一人ウロウロしていたのにお気づきになったでしょうか?
 今年は男性の教育実習生が来ているのかしら?なんてお思いになった方もいらっしゃるかもしれません。若いお父さん?と思われていたかもしれません。
 実は彼は、七尾幼稚園の卒業生です。現在神奈川県在住の彼は、久しぶりに七尾に帰ってきて、人と待ち合わせをしていたら、七尾幼稚園のバスを見つけてやってきたのでした。少しヒマがあるというので、それなら、七尾幼稚園の皆さんの荷物の番をしてねとお願いをし、トンビが降りてこないように、荷物の周辺でウロウロしていたわけであります。
 思い起こせば、私、蘭子先生が初めて七尾幼稚園にやってきた時に彼はBぐみさんでした。ちなみに担任は、山田真規子先生。そう、現在の堂脇先生です。
 時は過ぎゆき、今彼は二十四才。蘭子先生が七尾にやってきて二十年の時が過ぎていったのでした。祝!蘭子先生二〇周年!何か特別な事がするわけでもありませんが、節目の年というのはなんだか気持ちのよいものであります。
 
 ところで、わが七尾幼稚園は来年節目の年を迎えるのです。

 実は去年あたりから「・・周年」という言葉がちょっと気になっていました。
 「○○保育園が三〇周年」
 「○○幼稚園が五〇周年」
なんて言葉を聞くたびにちょっとドキドキしていた蘭子先生。
 
 そして、よく行く「のと共栄信用金庫」も「九〇周年」。
 どうしようかな?隠しておこうかな?この数ヶ月迷いに迷った蘭子先生。ナイショにしといた方がいいかな・・・。もう一〇年は秘密にしておこうかなぁ。でも言っちゃおう。
 七尾幼稚園は来年創立九〇周年なのです。現在地とは違う「一本杉」で七尾幼稚園が正式に認可を受けて始まったのが、一九一六年一〇月一〇日。来年で間違いなく九〇周年なのです。

 やっぱり何かお祝いしなくちゃいけないかなぁと思う今日この頃です。でも、子供達にもお家の方にもその事で変な負担はかけたくはありません。お祝いの会の為に子供達に何か練習させて・・・なんていうのは、七尾幼稚園らしくないように思うのです。
あんまりお金をかけないで、でも九〇周年らしいことを考え中です。とりあえず、資料の収集が蘭子先生の担当部分です。ご父兄の皆様方で七尾幼稚園の卒業生の方、ご幼少の頃のお写真を貸していただければ、と思います。ご一報下さい。     
(2005年5月26日 七尾幼稚園 職員室から)

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