直線上に配置

Cぐみのお部屋から

担任 中川 美紀

  
 
 二〇〇五年四月六日。七尾幼稚園・今年度のCぐみさんがスタートしました。男の子九名と女の子九名のお部屋です。ピンク色バッチに進級して嬉しさいっぱいのお友達・大好きなお家の方と離れ、初めての幼稚園生活ということでドキドキのお友達。十八人のお顔が揃いましたよ…。            
 幼稚園生活のスタート。新しいお友達の中にはお母さんを思い出し、「お家に帰りた〜い!」と泣いたお友達がいました。先生のお話中にもお心がソワソワだった場面があり、今はお部屋にいておイスに座っている時間なのに、お部屋から出て行きたくなってしまうお友達もいました。お昼の時間、「いただきます」のお祈り前なのにもうお口が動いていたお友達もいました。緊張顔で、お返事の声も小さなお友達がいました。一方、進級ぐみであるお友達は【ピンク・バッチになった】という意気込みで大張り切り。お兄さんやお姉さんになった気分で新しいお友達に教えてあげたり、手伝ってあげたりしている姿が見られましたよ。

 四月九日。この日は、『入園式』が行われました。名前を読んでの点呼には、とっても元気なお返事をしてくれた、みんな。泣き顔の記念写真もピース顔でのお写真も、後にはきっとステキな思い出となることでしょうね・・・!

 入園式も無事に終え、いよいよ、通常の幼稚園生活が始まりました。緊張顔のお友達・泣き顔だったお友達にも笑顔が見られ、幼稚園という新しい環境にも慣れてきた様子が感じられました。桜も満開となった頃、みんな(C・Dぐみさん)はお花見のお散歩へ行きました。「泣かないで歩こうね〜!頑張って歩くぞー!」という決意の下、小丸山公園へのお散歩。「お花、きれいだね〜!」と楽しむことができました。
 四月の下旬には【こいのぼり作り】や【母の日プレゼント】という大きな製作に挑戦しました。ハサミやのりの使い方・お約束を聞いたみんなは、さっそく作業も開始。お家へのお土産を楽しみにみんなは大張り切りのお顔で取り組んでいましたよ!【切る・貼る】の作業にも頑張っていた、Cぐみさん。「先生!できたよぉ〜!」というお声が一段と大きく響いていたのは言うまでもありません。

 早いもので、カレンダーは五月。ゴールデンウィークという長いお休みを過ごしたみんなは、また元気なお顔で幼稚園へと登園してくれました。五月病とは関係がなかったようで、みんなニコニコ顔。「デカ山見たよ〜!」や「おじいちゃんのお家でお泊まりした!」などなど、楽しいお話が広がっていたCぐみさんでした。

 この5月には楽しいイベントも続きました。
二十一日は『春の遠足』。大好きなお家の方とのダンスやゲームに大喜びのCぐみさんでしたね。親子仲良しの姿がさくらんぼのようで、また一段とかわいかったですね。二十三日には『いちごがり』にいってきました。「あったー!」と見つけた真っ赤ないちご。「おいしい」とお口いっぱいにほおばったいちごでした。初めての体験。Cぐみさんにとっては感激の一日となりました。

 お友達とのお遊び、幼稚園での生活。これからの毎日は、楽しいことがいっぱいです。しかし、時には涙や失敗もあるかもしれません。そんな時は、みんなで一つずつ確認し合い、確かめ合って大きくなっていきたいと思っています。一年間、笑顔・元気いっぱいにお遊びしていきましょうね!Cぐみさん。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。        (中川 美紀)

(2005年5月26日 七尾幼稚園 Cぐみのお部屋から)

トップ アイコン今月のトップページへもどる

直線上に配置