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Bぐみのお部屋から

担任 岡本 亜沙


  
 暖かい春の風が吹いてきて、ちいさなかわいいつくしんぼが顔を出してきたこの3月。2月の終わりに大きな行事の一つ『おひなさまの会』が行われましたね。Bぐみのオペレッタは『おむすびころりん』をしました。
 おひなさまの会の日は、みんなちょっと緊張しながら、でも元気いっぱい楽しそうなお顔でしてくれましたね。みんなのお顔がきらきらと輝いていました。
 最初にお言葉を言う、ナレーター役のお友達がとっても大きな声を出してくれました。おじいさん、おばあさん役のお友達もおむすび役のお友達も、最初のダンスから元気に踊ってくれました。そうそう、お隣のおじいさん役のお友達は、直前にちょっとおケガをしちゃうというハプニングにもかかわらずがんばってくれたね。悪いおじいさん役のお友達は出番が一番最後という事で緊張していたみたいだったけど、できたね!
 
 そして、かわいいねずみ役のお友達。杵を持って、お餅つきをしているお姿、本当においしそうなお餅を作っているようでした。そして優しいおじいさんもそのお餅を食べているお姿、本当においしそうでしたね。
 この時に流れる『もちつきのうた』が、Bぐみさんみんなお気に入りだったみたいで、前に出ているねずみさん達だけでなく、出番を待っているみんなも、元気いっぱい大きなお声で歌ってくれていましたね。

 この『おむすびころりん』は、みんながよく知っていることもあって楽しくできました。

 そんな会が終わって、会でねずみ達が使っていたうすと杵をお部屋に置きました。みんなはお弁当が終わった後、うすを出してきて杵を持って囲み、「えいやっさのよいやさ、えいやっさのよいやさ」とお歌を歌いながらお餅つきをしているのです。しかもそのお餅つきには、なんとてがえしも入れてやっているのです。てがえしをしてくれる人がいないと、「だれかやって〜」としてくれるお友達をさがしているのです。そのお姿は本当にお餅つきをしているみたいで・・・。最近では、ブロックをうすの真ん中に置いて、緑はよもぎもち、黄色はきなこもち等決めて、楽しく作って遊んでいます。ん〜本当にあのシーンが好きなのですね。
 
 「おひなさまの会」ではもう一つ、合奏がありました。今回は岡本先生は指揮をせずお友達が指揮をするという形をしました。指揮者のお友達のリズムにあわせて、合奏をしたBぐみさん。「岡本先生がいなくて大丈夫だよ」と自信に満ちたお顔で言っていましたね。先生はちょっとさびしいような・・・。けれどこの一年で、みんな大きく成長したなと思いました。

 そんな3月、いよいよ今まで一緒に遊んだり、いろいろ教えてもらったAぐみさんとお別れになります。「もうすぐAぐみさんとお別れだね。」とBぐみさんはちょっと寂しそうなお声で言いながらも、自分達がいよいよ自分達が年長・Aぐみさんになれるのだと今から楽しみにしています。
 そんなBぐみさんは、お別れするAぐみさんの卒業式に合奏のプレゼントをします。みんなで元気いっぱい歌って、合奏をしてAぐみさんを送りましょうね。そして、今度はみんなが卒業していったAぐみさんのかわりに小さいお友達にいろいろ教えて上げてね。

 さぁ〜みんな来年はどんなAぐみさんになるのかな〜。先生はこっそりと応援・見守っています。一年間ありがとうございました。
              

(2005年3月17日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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