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Cぐみのお部屋から

担任 中川 美紀

  一月の下旬から降り積もった雪。この冬一番の寒波ということで、幼稚園のお庭も一面の雪景色へと変わりました。
 みんなにとっては、待ちに待った雪。小さなCぐみさんには、長靴でも歩きにくそうな積雪でしたが、「やったぁ〜!」の大はしゃぎでお外へと飛び出して行きました。
 
 いつもなら「先生!できない・・・」と半ベソ顔や悪戦苦闘のお支度。しかしこの時は、上着のファスナーや手袋の着脱など、「お外に出る準備ができたお友達から行ってもいいよ〜!」とのことだったので、頑張り屋さんがいっぱいのCぐみさんでした。「先生!できた!」や「ボタンもちゃんと留めたよ!」という報告に、雪遊びへのワクワクぶり・お楽しみぶりがとってもよく感じられました。
 大きな雪だるまを作ったお友達・かまくら作りをお手伝いしたお友達・何回もソリ滑りを楽しんだお友達・雪の上に寝転んでみたお友達・先生を相手に雪合戦をしたお友達etc、それぞれの雪遊びを楽しむことができました。氷に触ったり、雪を握りしめてみるなどの体験から、「雪が解けると、お水になる!」という発見もできましたよ。

 始業式の日、園長先生から「この三学期が終わったら・・・」というお話を聞きました。「Cぐみさんは、Bぐみさんです。お二階のお部屋だよ!毎日、階段上ってお部屋に行くんだよ!小さいお友達が幼稚園に入ってくると、みんなはお兄ちゃん・お姉ちゃんになるんだからね!いろんなこと、ちゃんと一人でできるかな?」など。「うん、うん」とうなずいたり、「大丈夫だよ!」と答えるみんなに頼もしさを感じた中川先生でした。
 
 そして、一月二十八日。幼稚園では、来年度に入園してくるお友達の『一日入園』がありました。在園児のみんなにとっては、『進級体験』の日でもあります。Cぐみさんは、Bぐみさんを一日体験でした。ニコニコ顔で帰ってきたみんなに「Bぐみさんのお部屋、どうだった?」を聞くと、「楽しかった!」や「明るかった!」「誰も、ケンカしてなかったよ」「誰も、泣いてなかった!」という報告が聞かれました。それを聞いて、中川先生も一安心。Bぐみさんへの憧れや、お兄ちゃん・お姉ちゃんになる意識もより高まった一日となったようです。


 早いもので、二月も下旬。幼稚園二階の多目的ホールには、おひな様が飾られました。みんなで見に行った際には、「おひなさま、きれい!」「おだいり様、かっこいいネ!」「家にもおひな様、あるよ!」などなど、たくさんの歓声も聞かれました。お部屋に戻ってからの“おひな様製作”には大張り切りで取り組んでいるCぐみさんでしたよ。
 そして、おひな様の製作と同時進行に、オペレッタのご相談が始まりました。お話は、海の仲間達が繰り広げる物語。トラブル・ケンカ・仲直り。何だか、今のCぐみさんのお部屋にはピッタリのお話展開です。Cぐみさんにとっては、これまた初挑戦となるオペレッタです。みんなで力を合わせ、頑張りましょうね!中川先生も楽しみにしていますよ。お家の皆様の温かい応援、またよろしくお願いいたします。             (中川 美紀)
(2005年2月22日 七尾幼稚園 Cぐみのお部屋から)

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