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Bぐみのお部屋から

担任 岡本 亜沙


  冷たい風が吹き、だんだんと寒くなってきたこの十二月。幼稚園のホールにはアドベントクランツやアドベントカレンダーが、かけられました。またホールや玄関にクリスマスツリーがやって来ました。
 それを見た子ども達はすっごくうれしそうなお顔を見せてくれました。お顔がとってもキラキラしていました。クリスマスツリーにはみんなでお飾りをつけました。高い所にも飾りを付けようと手を伸ばしていたBぐみさん。その時のみんな一人一人のお顔はとっても楽しそうでした。
 次の日には「お家のクリスマスツリーもお飾りした」というお声も・・・。だんだんとクリスマスに向けて準備が進んできましたね。

 お部屋にもアドベントカレンダーがあり、みんなで「今日はどんな絵がでてくるかな〜?」と一日一日窓を開けるのを楽しみにしています。特に献金箱で作った天使が出て来た日には、みんなすごく嬉しそうなお顔をしてくれました。最後の日はどんな絵が出てくるのか楽しみですね。

 そうそうクリスマスの準備でといえば、Bぐみさんはクリスマス会に向けてページェントのご相談をしました。Bぐみさんにとっては、初めてのページェント。わくわくドキドキでした。
 役決めのご相談では、なかなかしたい役が決まらなくて考えていたお友達もいれば、自分はどの役するのか、先生が聞く前からお心に、決めていたお友達もいましたよ。役の中には、お星さまという一人しか出来ない役があります。その役をやりたくて、二人のお友達が立候補。お話し合いで、じゃんけんをして決めることになり決まりました。じゃんけんして勝ったお友達がすることになったのですが・・・。負けてしまったお友達が泣き出してしまったのです。じゃんけんで勝ったお友達は、お友達のことを考えて、ゆずってくれたのです。本当は自分もやりたいはずなのに・・・。ゆずったお友達もステキでしたが、どうしてもやりたいという強い気持ちで泣き出したお友達も、先生はとても嬉しかったです。複雑な心の動きの中で、お友達を思いやったり、思いやられたり。先生はその出来事にちょっと感動してしまいました。

 そしてもう一つのお楽しみ、合奏では、曲にみんなの大好きなサンタさんが、でてくる『サンタのおじさんやってくる』になりました。このお歌とっても気に入ってくれ、「サンタのおじさん、おひげがじまんの・・・」と大きなお声で歌っています。自由遊びの時、玄関でバスを待つ間、バスの中・・・。いろんなところで歌っているBぐみさんです。

 また、クリスマスプレゼントも作りました。みんなとご相談してつくることになったリース。先生が見本で作ったリースを見て、「お〜、いいかもしれん」とやる気充分でした。また、このリースにはなんとマカロニを付けたのです。それを見たみんなは、「え〜」とちょっとびっくりしながらも、嬉しそうでした。金色になったいろいろな形のマカロニを、選んでは楽しそうにつけていましたよ。中には嬉しくて、いっぱいつけているお友達も・・・。
 出来上がった『クリスマスリース』お家に持って帰ったら、お飾りしてくださいね。後もうすぐで今年も終わりますね。

 また、来年もみんなで楽しく過ごしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。           
(2004年12月17日 七尾幼稚園Bぐみのお部屋から)

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