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Aぐみのお部屋から

担任 甲部真利子



  園庭の木々の枯葉が北風に吹かれて、枯葉が一枚また一枚舞い落ちるたびに手を振って去っていくように見えます。冬支度を始めた木や草や虫たちを横目に、コート・マフラー・手袋など少しずつ冬支度を始めているAぐみさん。朝夕の寒さが一段と厳しくなり、園庭を走り回るAぐみさんが吐く息も真っ白。「口からけむりが出たー!」「はぁーってしたら息が白いよ!」とまんまるな目で冬の不思議さを報告してくれるAぐみさんです。
 冷たい北風が吹く中でも、元気いっぱいに冬と遊んでいるAぐみさん。そんなみんなから元気パワーをたくさんもらって、甲部先生もAぐみさんと一緒に今年の冬を乗り切っていきたいと思っています。寒さに負けずに、冬を思いっきり楽しんでいきましょうね!

 早いもので、もう一年の最後の月。街のあちらこちらで♪クリスマスソング♪が聞こえてきたり、キラキラのイルミネーションが輝いたり・・・と心が弾む十二月。子どもたちが大好きなクリスマスシーズンがやってきて、幼稚園の中もクリスマス一色!ホールや玄関・教会に大きなクリスマスツリーが登場しました。
 クリスマスまでの日を数える『アドベントカレンダー』『クランツ』もホールに登場し、毎日アドベントカレンダーを開けたり、クランツのろうそくが灯るたびに「クリスマスまであと○日!」とウキウキ・ワクワク!「サンタさん、来てくれるかな?」のお声も聞こえ、サンタさんを心待ちにしているAぐみさんです。
 きっと今頃、サンタさんはプレゼントの準備をしていることでしょう!みんなの願いがサンタさんに届くといいね、Aぐみさん!

 クリスマスは毎日みんなを見守っていて下さっている、イエス様のお誕生日。「イエス様のお誕生日をみんなでお祝いしましょう!」のご相談の中、お部屋では『献金箱』を作りました。みんなが持っているステキなお心を神様にお見せするということで、「神様にたくさん見てもらおう!」と大張り切りのAぐみさん。みんなのステキなお心がたくさん詰まった献金箱をクリスマス会に持ってきてくれることを甲部先生も神様も楽しみにしていますよ!

 十二月十八日にある『クリスマス会』に向けて、お部屋ではご相談が始まりました。Aぐみさんはハンドベルに挑戦!〈みんな一人一人が鳴らす音が一つになったら、初めて一つの曲になる〉ということで、みんなのお心を一つにして頑張っています!A・Bぐみさんでするイエス様の生誕劇『ページェント』では、Bぐみさんを引っ張っていってあげているAぐみさんの姿が・・・。お兄ちゃん・お姉ちゃんぷりにますます磨きがかかって、日に日にたくましくなっていっているAぐみさんの姿に頼もしさを感じている甲部先生です。Aぐみさんの出番はハンドベル・合奏・ページェントと盛りだくさん!『クリスマス会』どうぞお楽しみに・・・☆

 お部屋のカレンダーも最後の一枚となり、一年が過ぎ去ろうとしています。二学期も残すところあとわずか・・・。バス遠足に運動会、みんなで【秋ならでは!】のたくさんの体験をしたり・・・と、振り返ってみると楽しかったことがたくさんありました。そんな中、Aぐみさんの活躍の場がたくさんあった二学期。二学期の様々な経験を通して、みんなが見せてくれた純粋な輝き・ひたむきな頑張りをいつまでも忘れずにいて欲しいと思う甲部先生です。
 もうすぐお楽しみのクリスマス!みんなで楽しみましょうね、Aぐみさん!

(2004年12月17日 七尾幼稚園Aぐみのお部屋から)

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