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職員室から

事務主事 釜土蘭子


  おもちつき大会の日に幼稚園にやってきた、卒業生のお友達の一人が、玄関においてあったどんぐりコマを見つけて、こんな報告をしてくれました。
 「ぼく、一年生の時にドングリごまを逆さまわししてみせたら、6年生にスゲーってほめられたんだよ。」
 そういえば彼のいたAぐみさんは、「強いドングリごま」をめざして、みんないろいろ工夫したなぁと懐かしく思い出しました。
 残念ながら今年の秋、クマも困っているようにドングリが不作。それでもご家庭の皆様や卒業生の方からご協力をいただいてかなりの数は集まったのですが、小粒なのが多く、コマややじろべえにむく大きいのが少なくて・・・。子供達全員にはやじろべえをあげられないまま秋が終わろうとしています。「強いどんぐりごま」もなかなか難しくて・・・。
 台風の影響で、桜の木の葉は、紅葉する前に落ちてしまうか、温風の影響で茶色になってしまいました。いつもの秋ならば、園庭の桜の木の下には、すてきな落ち葉のじゅうたんができるのですが、今年は残念ながら・・・。公園から落ちてくる葉も少なく、子供達には秋らしいお遊びを十分にさせてあげられなかったような気がします。
 冬こそは冬らしいお遊びがいっぱいできますように!と思う気持ちのある一方で、地震で被災された方々の事を思うと、「今年の冬は雪が少ない方がいいなぁ」と考えている今日この頃です。

 ところで、もうすぐ年末。紅白歌合戦の出場者発表のニュースで「マツケンサンバ」が流れてきました。「まさか!」と思った蘭子先生。けれどそのまさかで、松平健さんが紅白歌合戦初出場するのだそうです。「マツケンサンバ」が大晦日にお茶の間に登場するのですね。
 この秋、なぜか七尾幼稚園で一番ブレイクしてしまった「マツケンサンバ」。七尾幼稚園バージョンの振り付けを考えたのは、甲部先生です。(「さいごのひとこと」で嘆いておりますが、甲部先生もしっかりと仕事をしているのです。)元々、運動会の時の罰ゲームという事で考えた振り付けなので、バラの花を口にしたり、投げたり、とオリジナルとはかなり違った内容になっております。

 大晦日、紅白を見ながら何か口にくわえたり、投げたりするお友達がいても・・・。叱らないで笑ってあげてくださいませ。
(2004年11月26日 七尾幼稚園 職員室から)


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