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Cぐみのお部屋から

担任 中川 美紀

  カエルさんやカタツムリさん達が喜ぶ、梅雨。今年も(?)、梅雨のジトジト雨があまり感じられないままに…の日々でしたね。夏を感じさせるかのようなお日様の日差しに、先日は、セミの鳴き声も聞こえてきましたよ。早いもので、一学期も終わろうとしています…。

 六月二日。この日は、Cぐみさんの『保育参観』がありました。お家の方を幼稚園にお招きし、幼稚園でのお遊びやみんなの様子を見ていただきました。お母さん達が来て下さったことに朝からワクワク・ソワソワしていた、Cぐみさん。中川先生は「お部屋の時間、お母さん達の姿を見て、寂しくなってしまうお友達もいるのでは…?」と、感じていました。けれども、お部屋の時間には、みんながちゃんとお座りした体勢・中川先生のお話をちゃんと聞いているという状態で始めることができましたよ。
 
 思い起こせば、入園式。記念写真を撮るわずか数分間の時間にもイヤイヤのお顔・じっと座って…の待ち時間が退屈!といったお友達もいましたね。しかし今では、一人ひとりがお心・お体共に本当に大きくなったことを実感できました。今回の参観で見ていただいた『お散歩に行こうよ』のゲームにもあったように、お友達との関わり・つながりを楽しむようになったみんなです。

 そんな集団あそびが次の活動へとも活かされ、先日の『たなばたさまの会』を迎えることができました。C・Dぐみさんでのご披露《このゆびとまれ》のダンスは、いかがでしたでしょうか?お手てに付いたキラキラのリボンが輝き、みんなのお顔もニッコリ顔でしたよね。
 いつものダンスならば、大きいお兄ちゃんやお姉ちゃん達がみんなをリードしてくれますが、今回は、Cぐみさんがお兄ちゃん・お姉ちゃんとなってDぐみさんを入れてあげました。大きく広がりすぎたり、デコボコ円だったり…と初めは失敗も経験しましたが、次第にきれいな円もできるようになりました。

 ダンスのご相談と同時進行に、お部屋では「たなばた」のお話を聞いたり、笹に付けるお飾り作りもしました。折り紙にしても先生が手を添え、折り目を整え…とお手伝いが必要でした。けれども今では、「こんなんにするんだよ!」とお友達同士で教え合ったり、自分でも頑張ってみようとしている姿が見られます。
 今回のお飾り作りは作業項目も多く、難しかったかな…を感じていた中川先生でしたが、みんなからは「簡単だったよ〜!」「おもしろかった!」というお声も聞かれたくらいでした。のり付け・お顔描きにしても一人ひとりの個性が見られ、とってもステキなお飾りになりましたよ。みんなが聞かせてくれた短冊のお願い事。お空の神様に届きますように…。

 この後には、楽しい夏休みが始まろうとしています。ケガ・事故・病気には注意をし、お休みを過ごして下さいね!みんなからのお土産話、中川先生は楽しみに待っています。登園日・夕涼み会には、また元気なお顔で幼稚園に来て下さいね!待っています。
(2004年7月20日 七尾幼稚園 Cぐみのお部屋から)

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